なが(ことばやさん)

子供たちと一緒に“物語を作る“教室[ことばや]を開いています。子供たちとの関わりの中での気づきや、文章のなかに楽しさを見つけた時のことを書き留めていくスペースにしています。どうぞよろしくおねがいします

なが(ことばやさん)

子供たちと一緒に“物語を作る“教室[ことばや]を開いています。子供たちとの関わりの中での気づきや、文章のなかに楽しさを見つけた時のことを書き留めていくスペースにしています。どうぞよろしくおねがいします

最近の記事

ことばやのチラシ

    • センスある作文の作り方

      センスある作文の作り方にはちょっとした技があります。今日はそれをお知らせしようと思います。 その1 作文だけでなくても、物語の書き出しって人を惹きつける顔となる部分。そしてこの書き出しがうまくいけば文章はどんどん進んでいくのですからぜひとも「 ワザ」を身につけてもらいたいもの。 そんな書き出しのPointは 「おせつかい」 これはそれぞれのポイントの頭文字を取った覚え書き。 お→音 せ→セリフ つ→つなぎ言葉 か→会話 い→意見 具体的に見てみましょう😊 わかりや

      • 論理的に説明する練習

        言葉遊びの教室から 少し長くなりますが、お勉強のお話をお届けします❀.(*´◡`*)❀. 小学生にもできる 「論理的に説明する」練習のご紹介٩(ˊᗜˋ*)و 論理的説明とは、相手に疑問を持たせることなく「ふむふむ、確かにその通りだ!」と思わせる説得力ある表現のこと。 小学生のうちは作文しか書かないので、相手を納得させる話し方や、順序立てて説明する力が育ちにくい気がします。 でも、小学生だって自分の意見を論理的に説明して好きな子と同じ班になれるように交渉したり、給食のお替り

        • 切符を拾う物語

          今日は“本になるくらい長い物語を書いてね“と言ってみる、 いままでの作品は100文字に満たない物語。 この授業にも慣れてきたし、そろそろ“先を読みたくてドキドキする物語“にチャレンジできるかも‥と思い提案してみると。 だ!大正解!!!! すごい!作文用紙3枚以上書けた子もいるではありませんかっ。 それに私の想像しえない設定が次々と飛び出てくるっᵎᵎᵎ(๑´ㅂ`๑)♡*.+゜ 今回イメージマップにはあらかじめ想像を膨らませるネタを記入してあります。 設定はこちら 「道を歩

          ぼくのにせものをつくるには

          てんちょーは[ヨシタケシンスケ]さんが好きである。 ことばやさんのアイディアに煮詰まったときは彼の絵本やエッセイをペラペラとめくると閃きがやってくる。 ワクワクに溢れた彼の絵本を借りて今回もこどもたちと楽しい時間を作ります。 今日の絵本は[ぼくのニセモノをつくるには] 宿題をやりたくないしお手伝いもしたくない、そんなのび太のような僕はおこずかいをはたいてニセモノを買った。 でもこの時点でニセモノはただの器でしかない。そこで僕は僕のようになるために僕のいろんなことを教えて行く

          ぼくのにせものをつくるには

          ラブレターを書こう

          今日のことばやさん。 ラブレター( *//`ω´//) 溢れるほどの愛があるモノ、人、事柄に対してラブレターを書いてもらいます。 それぞれ何個かピックアップした後、一番の事柄に対して“なぜ好きなのか“、“どういうところが好きなのか“をイメージマップに書き入れていき、作文を書いてもらいます 題名には◯◯様、というようにすると書きやすいようです。 小6の男の子の熱帯魚への愛が変化球で胸キュンです。 少しずれた言葉の並べ方をさせることでなんでもないことに笑いが起こります、同じように

          ラブレターを書こう

          お母さんも文を作ってみよう!

          今月のことばや はお母さん体験会でした! んーっ!面白かった!! 大人なのに真剣に参加くださってほんとーにありがとうございました😊! このような体験は始めてと言いながら、難しいと頭を抱えながらも、楽しんでいただきました。 さらに子供たちが普段どんな様子で取り組んでいるのかを体験したことで、子どもたちってすごいね!💫と尊敬する言葉も聞かれました😁 意見文のお題は [あなたが遠くにいる友達にお祝いのメッセージをを伝えるには手紙がいいか電話がいいか]です。 意見を決める前に

          お母さんも文を作ってみよう!

          一から十までを順番に使ってお話を作ろう!

          今回は“一から十までを順番に使ってお話を作ろう!“ です。 数字にはいろんな数え方、単位があって まずはそれを考えることから始めます。 一匹、二人、三月、四年生、五人家族、六階、七夕、八才、九回、十分などなど、考えてみるといくらでも出てくるはず。 ・ さぁ、脳内準備はいいかな? それではさっそくいってみよー(ง`▽´)งヨッシャァ! ・ 📕三年生 おしょうがつは一人でおもちを二こ食べました。三人にお父さんから四千円もらいました。 夜は五人で鍋を食べに行きました。 お友達が六人

          一から十までを順番に使ってお話を作ろう!

          ウポポイに行った感想文

          先日、ウポポイに行った子どもたち。せっかくなので感想文を書いてもらいましたよ😊 ・ 感想文は突然書き出すよりも、五感を使って思い出していく方がより伝わるタネに気付けます。 ・見たもの・聞こえたもの・口にしたもの・触ったもの・におい これらに関する記憶をたどってイメージマップを完成させます。 ・ この作業をしていると、同じ場所で同じものを見たはずなのに、それぞれ記憶にとどまる風景はそれぞれなんだなぁ、と改めて思います。 展示物の説明をよく読んでいた子、食べ物やお土産に興味が行っ

          ウポポイに行った感想文

          「ことばや」がめざすもの

          「ことばや」がめざすもの 絵具の色をたくさん持ち、色彩豊かな絵を描くように、ことばの種類をたくさん持ち表現力豊かな物語を書いていけるように。 楽しい体験を通し「書きたいことがありすぎてこまる」と感じていけるように。 恥ずかしがらずに安心して自分の思いを表現できる空間となるように。 相手を肯定しながら自分の意見を表現していけるように。 「こたえ」はひとつではなく、すべての体験からたくさんの表現方法を身につけ、 人と違った感じ方も含めたすべてが「こたえ」である空間に。

          「ことばや」がめざすもの