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あなたの価値に、あなただけが気づけない
最近、よくマクドナルドへ行くんです。20年ぶりくらいに「てりやきマック」食べて、ちょっと感動しました。あんなに美味しかったっけ。
そんなマックで、いつも思ってることがあるんです。わたしが店員さんなら、応募面接~トレーニング、はじめての店頭、やらかしたエピソード、先輩のこんな仕草にときめいた、ほんとにいるんだ「スマイルください」っていう人とか、いろいろ書くんだろうなって。ええ、noteにです。
だって、知りたいじゃないですか。わたしね、飲食のバイト経験がないんで、けっこう興味あるんです。搬入業者さんとのやり取り、正社員との関係性、バイトリーダーならではの悩み、裏技使ってくる人へのマニュアル。もうネタの宝庫ですよね。それだけで、20本くらい書けるんじゃないかな。
まぁ、契約で書けること書けないことあるのかもしれませんが、マガジンにまとめれば、けっこうな需要あると思います。
でも、これね。本人はその需要になかなか気づけないんです。書きたいかどうかは別にして。えっ、そんなの日常でしょ?そんなありふれたエピソードに興味ある人なんているの?
いるんです、現にここに。わたしだけじゃないです。これからマックでバイトしようかなって高校生や大学生、リアルな職場環境知りたくないですか?体験入店がないなら、そのnoteで疑似体験してみたくないですか。わたしなら知りたい。だって初めてのバイトって不安だもん。
もっといえば、マクドナルドの本部社員、あるいは店長さん。バイトスタッフがリアルにどんなこと思ってるか知りたくないですか。もちろん、アンケートとか面談してるんだろうけど、それじゃ聞き出せない本音やこぼれ話、読んでみたいと思いませんか。
リアルがわかれば、現場にフィードバックできるかもしれない。人手不足の時代ですから、もっと効果的な人材募集につなげられるかもしれない。
つまり、体験にはそんだけ価値があるんです。マックのバイト経験だって、十分に希少体験です。だって数カ月やってみなきゃ、ほんとのところはわからないんですから。
なんなら、そこからモス行って、バーガーキング行って、ロッテリアと渡り歩いたっていい。もうそれだけで、一個ブログできますよ。タイトルは「バーガーチェーンの歩き方 ~半年ずつバイトしてわかった現実(リアル)~」上手くいけば人気出て、バーガーブロガーとして世に出れるかもしれない。
まぁとっくにそんな人いるかもしれませんが、言いたいのはこういうことです。バイトに限らず、人は自分の経験を過小評価しがち。自分の隠れた資産を見落としがち。
なぜか?自分はもう知ってるからです。不思議ですね。書くのはあなたでも、読むのはあなたじゃないのに。半信半疑なら、こんな風に考えてください。「あの日のわたしに書いてみよう」って。その記事が遠い空の下、まだ見ぬ誰かの背中をそっと押すかもしれません。
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