技術より、恥があなたの邪魔をする
最近よく考えるんです、なんで毎日ご機嫌に書けるんだろうって。習慣になったのもあるけど、どうもそれだけじゃないぞと。
で、思い当たるのが「恥」これが薄くなってきた気がするんです。もちろん、完全にじゃありません。わたしだって人間ですから、多少の羞恥心くらいは持ちあわせてます。テーマが違うってこともあるけど、恋愛のふかーいことは書かないし、家族のややこしいことも書きません。
とくにプライベートなことは、傷が生々しかったり、なんなら現在進行形だったり。書くことで傷をえぐったり、身内の恥をさらすことになって憚られるってありますよね。一種のメンタルブロックかな、防衛本能的に閉じちゃってる部分。
でも、そこにこそオリジナリティが潜んでるなって思うんです。誰だって大きな失敗したら凹むけど、そこから学ぶことって大きいですもんね。だって、二度と同じ失敗したくないもん。何かをグッと深く考えるタイミングもだいたいここです。
仕事も恋愛もその他プライベートも、そういう経験って宝だと思うんです。だって、みんなが通る道だし、同じように悩んできたことだもん。本気でぶつかって、本気で傷ついたからこそ書ける、人間のおかしさや悲しみ。
かといって、挫折や失恋を何年も引きずるかといったら、たいていはケロッと立ち直りますよね。「はい、つぎー」って人もけっこういそう。そゆもんです。みんな経験値積んで、レベルアップして、次こそはって前を向く。
わたしもまだまだだけど、その蓋がパカッと開いてきた感覚があるんです。とくに個人で発信しはじめてからの失敗は、わりと書いてる気がする。会社員時代のことも、そのうち書くんじゃないかな。「やらかした失敗談7選」とかね。
ああ、しくじり先生ってことか。やっぱりそういう泥臭さっておもしろいですもんね。こける、やらかす、道を踏み外す。どれも人間臭いじゃないですか。
一点の曇りなし、清廉潔白な人なんていやしません。また、それを強く求める社会って息苦しいですから。
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いつもありがとうございます!なんかおいしいもの食べます。