君の勝手
僕が一人になったのは
君が手を離したから
僕が一人になったのは
君が手を離したから
僕が一人になった夜
君はあいつに抱かれていた
夜が明けたことにも気づかずに
僕は涙を枯らして
先に僕に触れたのは君の方だろう
先に手を離したのも君の方だろう
僕の心が痛むのは君のせいだよ
僕が涙流すのは君のためだよ
君がひとりをやめたのに
僕は見ないふりをして
君があいつの手を取って
歩く背を見れぬまま
夜になれば腕を抱きながら
君の肌を思い出す
先に僕に触れたのは君の方だろう
先に手を離したのも君の方だろう
僕の心が痛むのは君のせいだよ
僕が涙流すのは君のためだよ