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ブックオフ大学ぶらぶら学部余談サークル
岬書店の本『本屋さんしか行きたいとこがない』と『ブックオフ大学ぶらぶら学部』は、読んでいると自分が通ってきた本屋さんのこと、自分とブックオフとのかかわりに思いを巡らせ、そして語りたくなる。
子ども連れで動くようになって最近はブックオフに行かなくなったけれど、乗り換え駅にあった頃は必ず立ち寄っていた。そして昨年ある取材で資料本として取り出した本にブックオフのシールが200円シールが貼ってあった時の
あの動画がちぐはぐな理由〜感染リスク✕生計リスクで考えてみる
あ、今の状況ってそういうことかと思ったTweetがあった。
問題の動画は見ていないのだけど&動画への反応には他の要因も関係するのだろうけれど、「ショックで受けた影響、置かれた立場が違う」から、いま人の行動や言動にモヤモヤするのではないかと思った。
Tweetで挙げられているのは以下の3つ。
①対面を伴う生業の中断を余儀なくされた人
②どうにか自宅でプロフェッショナルな活動を続けられる人
正しい答えはないけれど
一昨日は、お弁当をテイクアウトして公園でランチ。昨日の夜は中華料理屋さんで買った餃子をおかずに。地元のレストランが形を変えて営業を続けようとしているなか、店内でなくても味わいたい、そして応援したい、(追記:ありていにいえば料理の手を抜きたい)という気持ちからだった。
連帯のある町だから、すぐに動きが立ち上がって、SNSを見るとテイクアウト情報まとめやMAP、ロゴが出来上がっている。「きょうはこの
命日よりも思い出す時
『聖おにいさん』が実写ドラマ化されている。
立川のアパートでブッダとイエスがバカンスという設定がぶっ飛んでる。漫画ってスゴい、自由だ、と思わされた作品。
ドラマ化で久しぶりにタイトルと絵柄を見かけて、胸をぎゅっとつかまれる思いがしたのは、この漫画をオススメしてくれた友人のことを思い出したから。この世を去ってしまった友人のこと。
オススメはmixiのやりとりでだった。仕事の愚痴だの日々の出来事
推しが映像化されるのはうれしい
いいなぁと思っている作品が映像化されるのはうれしい。私の目に入ってくるほどには世の中で認知されているけれど、メジャーというわけではなかったのが、映像化されると一気に広がっていって、しかも、私が原作に思っていたような評価がされているのを見るとうれしい。映像の力の大きさもあるけれど、きっと原作を反映して、素敵に仕上がっているからだろう。
私と同じように、いや私以上に、映像化するために自分のリソースを
コーヒーカップが割れてから
週末のたびにご夫婦で営んでいる近所のコーヒー屋さんにいく。
小さなお店は6席、それもイスはスツールやベンチで、混んでいる時は折りたたみイスが加わる。コーヒーが注がれるのは紙コップや持参のマグ。コーヒースタンドというのがふさわしいかもしれない。
開いているのは金〜日曜だけなので、毎週そのどこかで立ち寄り、コーヒーを飲んで、粉を買い(その週の分)、たまに豆を買う(冷凍ストック分)。お二人のさりげな
風の人、土の人。移住礼賛?の世で
「風の人、土の人」という言葉に出会ってはっとしたのは、縁あって読んでいた『衰退産業でも稼げます―「代替わりイノベーション」のセオリー』(藻谷ゆかり著)だった。
跡継ぎが家業を再生させたケースを主に分析した本の「おわりに」にこう綴られていた。
「風の人」とは新しい考えを運ぶ人、「土の人」とはその考えを育む人のことです。(中略)外から「風」を招くことによって、「土」で育まれるものの実りがより多くな
フラットな職場にするためのエトセトラ
30歳で転職した職場では、誰に対しても基本、丁寧語で話すようにした。その時は一番新入りだったというのもあるけれど、出入りの多い職場で、誰が年上で誰が年下か、あるいは誰が古参で誰が新入りかをいちいち区別しきれない。知ってから呼び方や口調を変えるのはあからさまだし、いつも誰でも同じにしておいた方が安全だと思った。
新卒で入った職場で、女性の上司が男女上下、誰に対してもさん付けで読んでいたことが念頭に
メルカリで手放したもの、得たこと
1カ月あまり、メルカリにはまっていた。6点売って、6点買った。スマホならではの、本当によく出来た仕組みだと思う。梱包さえすればコンビニで発送できるのも便利だ。メルカリ経済圏が広がるのもよく分かる。
ただ、あまりに生活メモリを食うので、大物が売れたのを機に、離れることにした。いったん出品すると、コメントやメッセージがあればアプリに返信を促され、売れたらすぐに梱包して発送しなければならない。いつもス
バブルの空気を知りたくて、の3冊
平成の終わり〜令和のはじめにかけて、なぜかバブルが気になっていた。
ジュリアナだなんだと言われるけれど、実際どんな感じだったんだろう。平成のはじめは地方の小学生だったから、バブルの空気らしきものには触れていない。
どうしてそんなに盛り上がって、そして崩れ去ったんだろう。
「ゴージャスであることに勤勉」そんな〝バブルを知らない子ども〟にとって、あぁそんな時代だったんだ、と少し手触りを感じられた気
開かない扉を叩き続ける音
6月、会期ギリギリにリニューアルオープンした東京都現代美術館へ。
急ぎ足でボリュームある2つの企画展を見て回るなかで目がとまり、ベンチに腰を下ろしたまま動けなかった映像があった。
それは、ヂョン・ヨンドゥ《古典と新作》2018。昨年秋、休館中に街中で作品を展示するMOTサテライトの時、ある民家で上映されていたのを覚えている。でもその時は、ちらっと目をやるだけで足早に通り過ぎた。
3面のスクリ