ことばのしごと さとう(言語聴覚士)

全世代に対応する地域密着型の言語聴覚士(=ことばのしごと)。音声配信3年目✨Podcaster 🎙️子どもから高齢者まで、ことばとコミュニケーションを支える人。

ことばのしごと さとう(言語聴覚士)

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最近の記事

誰の真似もしなくていい 私は私だと 軸は持っているつもりなのだが 推し活マインドからか 他者の素敵なところが目について 「それと比べて私は…」 となりやすいのだ でも あなたにわたしはなれないし わたしには、誰にもなれない その当たり前を 忘れかけていただけなのかも。

    • 私なんて。をやめたい

      さて、今夜は ⚫︎ボイスドラマの宅録 ⚫︎舞台で演じる脚本の台詞を覚える ⚫︎今週の声劇LIVEの台本を読み込む 予定 地域密着型の言語聴覚士だけど 演劇部出身で 音声配信ではアマチュア声優活動も。 ボイスドラマ出演だけじゃなく ライブ声劇も長尺演じます 来年は二十数年ぶりに 舞台での演劇に挑戦します 朗読劇は初挑戦でメインキャスト 現状を羅列してみたら これって 「私には何もない」「何も出来ない」 じゃない気がしてきた🤣 表現が、好きです。

      • 声の持ち味

        音声配信を2年以上継続していても 自分の声の持ち味や特長なんて サッパリわからない 話しかたや滑舌については 職業柄、気をつけているので 聴き取りやすさの自負はあるが 隣の芝生は青いので 男性でも女性でも 大好きな声の方々、いわゆる「推し」は たーっくさんいらして 癒しや温かみ、色気や説得力など 声の持つ魅力を 日々浴びている だが自分は?というと 高さも低さも中途半端で 女性らしさ全開の声でも無い気がして 実生活で声を褒められることなんて ほとんど無いし 特筆すべきこと

        • 先生に怒られた!伝えかたの“ユニバーサルデザイン“どーでしょ?

          今回は「学校の先生に怒られた」という とある保護者さんから受けた相談から、考えてみたことです。 これは、放課後等デイサービスに勤務しているときに聞いた話ですが その子は特別支援学級に在籍しているお子さんで 体が小さく、身体の成長も知的機能や言葉に関しても 発達がゆっくりな傾向のあるお子さんでした。 相談内容はこうです。 学校の先生がお話をしたんだけれども 「指示に従えなかった」「ちゃんと話を聞くよう指導してください」 と親御さんに、先生から指摘されたということでした。 でも

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        • さとう。こんなひと。
          26本
        • ことばのしごと@音声文字起こし
          31本

        記事

          会話スキルを育てたい! ②役割交代と情報統合

          こんにちは!ことばのしごと さとうです。 言語聴覚士の私が、ことば・コミュニケーション・伝えかたなど 日常で使えるヒントをお伝えしています。 今回は、後半の3つ目と4つ目のお話になります。 前回、大脳は大脳皮質とその奥の大脳辺縁系の 2層構造になっていると解説しました。 コミュニケーション意欲については 人間の本能的な部分、感情とか記憶については 大脳の奥(大脳辺縁系)と関連深いというお話をしましたが 本日お伝えする、後半の2つの要素に関しては どちらかというと大脳の表面

          会話スキルを育てたい! ②役割交代と情報統合

          会話スキルを育てたい!①共同注意と意欲

          「ことばが増えた」からこそ気づく悩み 今回は会話力を育てる。をテーマに お話をしてみたいと思います。 発達障害のお子さん "会話が苦手"という悩みが非常に多いです。 多くは保護者さんが 「うまく会話がかみ合わない」とか 「会話が続きにくい」ということで ご相談を受けることが多くあります。 お子さん自身が「困ってる」と感じて 私に相談することはあまり多くないかなという印象です。 この“会話力“に関するご相談の多くは 小学校に入ってから目立ってくることが多いようです。 会

          会話スキルを育てたい!①共同注意と意欲

          透明感 清潔感 爽やかさ ツヤ感 品の良さ それはいつも欲しい それは見た目も心も ことばづかいや声も 磨いて 保って チャージして

          透明感 清潔感 爽やかさ ツヤ感 品の良さ それはいつも欲しい それは見た目も心も ことばづかいや声も 磨いて 保って チャージして

          ほんと推し活ひどい 自覚してる いつも全力で応援しちゃう 力の加減ができないのは きっと、昔から。 緻密な繊細な行動は出来ず 単純で粗雑でまっすぐ だけどそこには 嘘がつけない部分もあって 興味ないひとには とことん薄情だし 近づかない まぁ 分かりやすい人間です わたしゃ

          ほんと推し活ひどい 自覚してる いつも全力で応援しちゃう 力の加減ができないのは きっと、昔から。 緻密な繊細な行動は出来ず 単純で粗雑でまっすぐ だけどそこには 嘘がつけない部分もあって 興味ないひとには とことん薄情だし 近づかない まぁ 分かりやすい人間です わたしゃ

          間もなく音声配信スタートから 丸2年が経過 ただの言語聴覚士だった私が コンテンツを毎週作り 定期のライブ配信をして 歌や声劇などの パフォーマンスをして 皆様に応援して頂き メンバーシップを開設し 収益も得ていて 素敵な出会いもあり 素直に諦めず 行動し続けて良かったよ

          間もなく音声配信スタートから 丸2年が経過 ただの言語聴覚士だった私が コンテンツを毎週作り 定期のライブ配信をして 歌や声劇などの パフォーマンスをして 皆様に応援して頂き メンバーシップを開設し 収益も得ていて 素敵な出会いもあり 素直に諦めず 行動し続けて良かったよ

          ナチュラルで居たい

          自然体、という言葉が好きだ。 自然体で居たいし そんな人柄でありたい。 自然体とはなにか。 辞書では 柔道で、からだの力を抜いて 自然に立つ基本姿勢。 比喩的に、りきまずに物事に臨む (物事を処する)態度 とある。 へぇ、そうなのか。 柔道の用語なんだな。 確かに、相手の重心を崩すために 自分のニュートラルな状況を 保てなければならないから 自然体は基本姿勢というのは 頷ける。 20代の頃は、特に仕事で 医師や看護師に威圧されたりして だけど、自分の意見は 専門職と

          前頭葉の成長 生かすも殺すもあなた次第

          今回は 「自分で判断して行動する。それは大事だよ」 というお話です。 発達障害のお子さんに療育の場で関わる中で 「自分で考えて行動する力」というのを つけていただきたいなというふうに、日頃感じています。 人生や日常生活は「判断」の繰り返しだ 親が「朝起きてっ」て、起こさないと起きられない。 「これをやりましょうね」と言わないとできない。 一つ一つ、いつまでも声掛けが必要だということになると、 できることはあるのに自発的に行動するとことが難しくなり 親御さんや周りの支援者の

          前頭葉の成長 生かすも殺すもあなた次第

          香りと脳

          音声配信のリスナーさんから リクエストのあった話題です。 「最近、アロマとかで 香りが脳に直接作用するって聞いたし その時々で香りの印象は違う。 香りの脳への作用 影響する場所はいつも一緒なの?」 とメッセージをいただきました。 香りが脳にもたらす影響を知ることで 生活が豊かになるのでは?と思って書いてみます。 香りが脳にどう届くのか まずは、脳の構造から説明していきます。 脳みそを、私はお饅頭で例えています。 お饅頭の皮の部分、こちらは大脳皮質。 大脳皮質には 神経細

          社会保険はありがたい

          本日は、社会保険に入れるって素敵! という話題です。 実は私は、社会保険で得られた助成 「傷病手当金」に助けられた者の1人です。 といいますのも、 これは私が4〜5年ぐらい前に 適応障害という精神疾患で お仕事を休んでいたという時期がありました。 休職に至った経緯大雑把に言うと 私はこの「ことばのしごと」が好きで この仕事を続けているのですが 私が具合が悪くなったときっていうのは、  介護施設に勤めていて。 介護施設は 皆さん聞いたことあると思いますけれども 慢性的な人

          ヒトはなぜ言葉を話せるのか②「狩りと集落生活」

          今回は「どうして人は言葉を話せるのか」 というテーマの第2弾です。 詳しくは前回のその①を、お読みいただけたらと思いますが 少し、かいつまんでお話しますと 我々人間の祖先たちは生き残り戦略として 理由は解明されていませんが 2本足で歩き始めた類人猿がいたわけですね。 外敵から身を守るのに 4本足で寝地面を這うスタイルより、 2本足で歩いた方が周りがよく見える。 そして2本の前足を、地面から離し「手」として使えるようになったので 指や道具を使うこともできるようになってきた

          ヒトはなぜ言葉を話せるのか②「狩りと集落生活」

          "伝える"力を高めたい

          おはようございます🍎 朝からこちらを公開収録していました。 正しい発声と発音、 言葉の意味を考えて 「伝える」為には 患者さんにだけではなく 自分の言葉磨きも 大切だと思っているんです。  高校演劇をきっかけに  言語聴覚士を志したのも お芝居には "伝える"技術が詰まっているから。 自己完結の配信や お芝居はやりたくなくて。 わたしは キラキラのカワボじゃねーけど 声質も話し方も 磨くことができるから。 努力したい。 作:Danzig『ナレーション練習帳1    

          「枠」にとらわれたくない

          「枠」にとらわれたくない ってさ 特別支援にも似てるよね。 自分がありのまんまで 自分ができることを 楽しくやっていたら 誰かが見てくれて 誰かが知りたいと思ってくれて 関わってくれてさ みんなそれぞれの視点から 「わたし」という人間をみてるから そもそもそこに 「枠」なんて無いのよ。 何かに特化したくて尖りたいなら 敢えて「枠」でも良いと思うんだけど 勝手に「枠」に入れて欲しくない そーゆー人が居たっていいじゃん。 枠にとらわれないで自由に 色々挑戦している "こと