早く行きたいなら一人で行け、遠くへ行きたいならみんなで行け。
「早く行きたいなら一人で行け、遠くへ行きたいならみんなで行け」というアフリカのことわざがある。
とはいっても出典は不明らしく、アフリカ人の友達に聞いても英語でしか聞いたことが無いとのことなので、誰かが適当に言い出しただけかもしれない。
それでも、多くの人が共感し人生の指針にするくらいには、この言葉は的を射ている。
そのことわざを思い出したのは、友達に人生相談をし終わった後の、友達のふとした一言からだった。
まず現状を聞いてもらって、友達のアドバイスをもとに、私はこれから頑張ることをいくつか決めることができた。
そしてお礼を言って会話を終わろうとした時に、「がんばってね。色々言ったけど溜めすぎると体調壊すから、気をつけて。自分が一番大事!」と言ってくれた。
そこで、一人でなんとか問題を解決しようとしていた私は、凍っていた心が少し解けた気がした。凍っていたつもりすらなかったのに。
人生はどうやったって、長旅だ。
自分で決めたゴールへはなるべく自力で行きたいけれど、その過程で道を教えてもらったり、歩きながら話したりして、いつの間にか遠くまできてしまったりするのかもしれない。
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