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悲しいことがあったからこそ、私は書く。

嫌なことがあった時、人それぞれの対処法があると思う。

私は、嫌なこと、辛いことがあったとき、それを言葉にする。

例えば、大学の社会学の授業内容が重すぎて、受け止めきれなかったときに書いたnoteがこれだ。

高校生の時、何かを作ることを始めた

高校生の時、友達に誘われて曲作りを始めた。

曲作りといっても、メロディを作るのはその友達で、私は歌詞を書くだけ。

それでも、楽しかった。

そして、作詞という趣味ができたことよりも、私にとって大きかったこと。

それは、何か辛いことがあった時に、この感情も歌詞にできるからまぁいいかと思えるようになったこと。

友達に裏切られたときも、片思いが辛いときも。

その辛い思いをしている時だからこそ、辛い思いをしている私だからこそ書ける歌詞があると思うと、何でもポジティブに受け取ることができた。

モヤモヤを昇華する

私は、この辛い思いやモヤモヤを元に何かを作り上げてすっきりすることを「昇華」と呼んでいる。

何か嫌なことがあった時に、人に当たったりせず自分の中に溜め込んでしまう人ほど、そのモヤモヤを「昇華」して欲しい。

有名な賞をとる文学作品も、ヒットソングも、きっとその裏にはモヤモヤがある。

小さい頃からずっと抱えてきたものが、大人になってようやく整理されて、何とか他人に伝えられる状態になったものもあると思う。

でもきっと、作者のその苦労があるからこそ、作品がたくさんの応援や共感を集める。

作るものは、きっと何でも良い

作るものは、文章でも歌詞でも絵でも、何でも良い。

何かを作るという作業は、才能がある人や、それを職業にしている人だけのものじゃない。

歌詞なんて、高校生の自分が作れると思っていなかった。

でも、誰にでも、自分にしか作れないものがある。

何か辛いことがあった時、時間が解決してくれるのを待つしか方法がなかったという人。

そんな人はぜひ、昇華させるという方法を試してみて欲しい。

辛い体験も無駄じゃないって、強がりではなく心から、思えるかもしれない。
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