カレンダーで五月病に立ち向かう方法
たくさん寝て遊んだゴールデンウィークから一転、やる気がどん底まで落ちる五月病。
なんのために作業をするのかもわからないし、やりたい気持ちもどこかへ行った。気分転換でどうにかなるレベルではない。
そんなやる気が出ない期間を、私はカレンダーでなんとか乗り越える。
自分を甘やかすことが苦手な人が、やる気がない期間を乗り越えて生き抜く。
そのための、現実的な方法を紹介します。
・やる気がないときの心構え・二種類のカレンダーの使い方・元気がある時にやっておきたい準備
やる気がないときの心構え
まず、今日どうしてもやらなければならないことと、先のためにやっておいたほうがいいことを分ける。
そして、やっておいたほうが良いことは、完全に放棄する。
やる気がないときの作業効率は、ことごとく悪い。だから、なるべく作業量を減らしたほうがいい。
特に、昨日まで普通に作業ができていたのならば、締め切りが今日でないものは全部放棄する!くらいの勢いで良いと思う。
一方で、やる気がない日が数日続いている場合は、明日もやる気がない可能性が高い。
だから、それも考慮して今日終わらせなければならない量を見極める。(それでも最低限に)
そして、あまりにやる気がない日が続いた場合は、丸一日休みを取ったり、必要であれば病院に行ったほうが良いかもしれません。無理はしない。
二種類のカレンダーの使い方
使い方その①:一日の終わりに、カレンダーのマスに線を引く
え?それだけ?それだけ。
でもこれが、思いのほか達成感を生む。
手帳など、月間カレンダーを入手して、一日が終わったなというタイミングで線を引く。
とにかくこの線を引くことだけを目標に、一日を生き抜いて、線をひく際には「今日も一日頑張った!生き延びた!」と自分を褒める。
私の場合、やる気が出ない日は落ち込みやすい日でもあって、つい今日もあまり作業が進まなかった…とネガティブに一日を終えてしまう。
しかし線を引くことで、やる気が出ない日だったのに、きちんと作業をした自分を褒めやすくなる。
線が重なることで、何日、何週間と毎日を積み重ねている実感が湧く。
使い方その②:その日の気分に色をつける
私は、背景の色を日ごとに選ぶことができるコレットというスケジュールアプリを使っている。(2018年現在サービス終了)
Yahoo!カレンダーでも同じように毎日色が選べる。スタンプが選べるタイプのカレンダーで、その日の気分を記録するのでも良い。
私のカレンダーでは、色が赤に近いほうが気分が良い日で、青に近い日はなんだかあまりやる気が出なかった日だ。
色をつけることの何がいいかというと、
・最近の気分が思い出せる
・自分のやる気傾向がつかめる
私は、気分が沈んでいる日には、とことん考え方がネガティブになる。
今までの自分の人生が、つまらないものだったように思えるし、これからもそうなるんじゃないかと思ってしまう。
でも、カレンダーを見ると、昨日は全然落ち込んでいなく、むしろ気分が良かったと記録されている。
そこで、そういえば昨日は、週末に何をしようか、スキルを上げるためにあれを学んでみようか、と希望に満ちた一日を生きていたことを思い出す。
自分の人生がだめなのではなく、今の気分が、人生をネガティブに見せているだけなんだと気が付く。
ついでに、とても気分が沈んだ次の日は、大抵ポジティブになるという自分の傾向を知っているので、変に悩まず、とりあえず寝て今日を終わらせようと思うことができる。
元気がある時にやっておきたい準備
元気がある時には、やる気がない日に備えるべく、ちょっと前倒しで作業をしておく。
そうすると、やる気がない時にどうしてもやらなければいけないことが減る。(そりゃそうだ)
あとは、カレンダーをふと見返して、自分の「気分傾向」を探ってみたりもする。
何曜日は好きだとか、一週間のうち四日は気分が良いんだなとか。
そうすると、気分が落ちた時にその原因がわかったり、いつものことだから大丈夫だと安心できる
というわけで。
・やっておいたほうが良いことは放棄する・マスに線を引いて一日を終えた自分を褒める・日ごとに色をつけて、気分傾向をつかむ・元気があるときは、作業貯金をしておく
頑張りすぎず、やる気がない日は早く寝て、気分を回復させてくださいね。
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