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今まで書いたことばのコラムまとめ2020

中日新聞の教育面「学ぶ」で連載中の「校閲記者のほぉ~ワード」。2020年の連載をまとめました。登録などは不要でお読みいただけます。


元旦と元日はどう違う? 鍵は漢字の「旦」にあり

記念すべき1回目。普段記事を書かない校閲部が紙面に連載を持つのは約22年ぶり。
2020年1月19日掲載。

どっち?「こんにちは」と「こんにちわ」 「省略」を知れば迷わない! 

「こんにち」なのか「こんにち」なのか。どっちが正しいでしょう?記事にはその理由も。
2020年2月9日掲載。

「じ・ぢ」「ず・づ」 書き分けのポイント

「1本づつ取り出してください」。会社の自動販売機にあった注意書きが気になってしまった校閲記者。この仕事をしていると日常生活にも影響が出てきます。
2020年3月8日掲載。

勘違いに注意! 「気が置けない」はいい意味です 

言葉の意味は時代によって変わるもの。ですが本来の意味を知っていないとせっかく築いた関係がぎこちなくなってしまうかも?
2020年4月12日 掲載。

緑色を「青」と言えるのはどうして? 

そういえばよくおばあちゃんが緑のこと「青」って言ってたなあ。そういえば信号は緑色っぽいのに「青信号」っていうなあ。なんででしょう?
2020年5月10日 掲載。

「嬉しい」は「うれしい」に 新聞漢字の謎規定

新聞は特定の漢字にルビを付けています。付ける付けないの基準ってどこにあるの?noteでルビを付けるときの基準に迷ったときにも参考になるかもしれません。
2020年6月14日掲載。

着替える=きがえる=きかえる? 連濁の話

校閲記者の相棒、国語辞典はときどき思わぬことを教えてくれます。知っている言葉でも引いてみると面白いですよ。
2020年7月12日掲載。

~ざるおえない? ~ざるをえない? 

このまえインスタグラムをみていたら友達が「ーせざる負えない」ってストーリーズに書いていました。
2020年8月9日 掲載。

「違くない」「違うくない」は間違い? 見出し語になっている辞書も

ツイッターなどを見ていると、書き言葉と話し言葉の境界線は薄くなりつつあるのでしょうか。逆に50代の親とラインをしていると「やたら文章が堅いな」と思うことがあります。
2020年9月13日掲載。

「泥まるけ」に「ごぼる」に「よせる」

ぼくの地元の長野県では小学校の2時間目と3時間目の間の休み時間のことを「2時間目休み」と呼びます。略して「にじやす」。愛知では「放課」って言うんですね。
2020年10月11日掲載。

「指す」「打つ」/将棋での使い分けとは?

藤井聡太三冠の活躍で将棋に興味を持った方も多いのでは。将棋は「指す」もの、囲碁は「打つ」ものとされています。なぜでしょう?
2020年11月8日掲載。

「やさしい」の意外な語源 万葉集の和歌を例に解説

良いイメージのこの言葉も、元をたどるとこんな意味だったとは。やはり時代と共に言葉は変化するものということですね。
2020年12月13日 掲載。



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