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Q. 年越し、どこでする? A. 職場で
11月下旬、翌月の勤務予定が出たころに「コトバのゲンバ」編集長とこんな雑談をしました。
筆者「大みそか、勤務ついてました?」
編集長「はい。実は会社で年を越すのって今回初めてなんです。というか、勤務がつくように申請をしました(笑)」
筆者「勤務がつくように!? まあ世の中普通はお休みですから、職場で年越しってちょっと独特かもですよね😌 …これってnoteのネタになりませんか」
編集長「お願いします」
というわけで、職場で年を越すことについて書きます。
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年中無休 ※休刊日は除く
年末年始といえば連休、冬休みだという方は多いと思います。
みなさん帰省をしたり旅行をしたりと世の中の人の動きも活発になり、ゴールデンウイークやお盆と並んで交通網の混雑が話題になる時期です。
一方、新聞製作の現場で働いているとドンピシャ年末年始の長期休みとは縁遠くなります。
これからやってくる元日にも、華やかな新年特集の紙面と共にいつもの新聞がみなさんのお手元に届くでしょう。
元日に新聞が出るということは、その編集作業をする前日=大みそかも校閲記者にとっては稼働日ということ。
勤務シフト次第で普通に仕事をしています。
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近年はあんまりないなと思ったものの、その分(?)年明けは3年連続で三が日のうちから出勤していたり。
朝刊の校閲作業は日付をまたぐので、それが大みそかであれば自動的に職場で年越しとなります。
初めて大みそかに勤務したときには仕事の日常感と年越しの特別感がちぐはぐで不思議な気持ちになりました…🙄
抗いきれない非日常感
とはいえ完全にいつも通りというわけでもないのが大みそかです。
世の中が結局冬休みモードですから通常の平日のように大きく動くニュースは少なく、普段ほどの慌ただしさはありません。
編集局のフロアの各所に置かれたテレビに紅白歌合戦をはじめ年末特番が映っているのを眺めては「なんだかんだ非日常なんだよなあ」と感じます。
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基本的にミュートで、聞こえてくる音声は必然他の部のテレビのものなので〝見える番組と聞こえる番組が別物〟という状況が頻発します。
年明けの瞬間はテレビのカウントダウンに合わせて新年のあいさつを。
しばらくすると初詣の様子を伝える記事が出てきて、「本当にもう新年なんだ~」とじわりじわり実感が湧いてきます。
終業後に軽くお酒を酌み交わしてから帰った年もありました。
有志が飲み物片手に、どのおつまみがおいしいとかお気に入りだとか情報交換しつつ歓談する程度ですが、「勤務明け+年明け」の解放感でお酒がおいしいです。
こういう席ではたいてい誰かが味付きうずらの卵を持ってきてくれます。これもおいしいです。
ちなみに職場で年越しをした場合は一年最後の仕事からシームレスに新年最初の仕事もこなすことになります。
それでも「さあ仕事始めだ!」という感覚があるのはやはり元日にお休みをいただいたあと、1月2日の勤務からですね。
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前出の図の通り、筆者は今年も大みそかに出勤して職場で年越しする予定です。
年越しそばも除夜の鐘もない年越しにはなりますが、個人的には嫌じゃありません。
コロナ禍まっただなかの2020~21年、出勤もなく帰省も避けて一人で過ごした年越しのほうが、よっぽどしょんぼりしてましたね…。
ちょっとそわそわしているようで、それを押し隠すようにいつも通りの仕事をする大みそか、元日付朝刊の勤務。
浮つくことなく2024年最後の仕事をこなして、見落としなくしっかりと2025年を始められるように頑張ります。
では少し早いですが、みなさま良いお年を🎍