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道玄坂コンロウで湿気を抜き、戸栗美術館で古伊万里を眺める

暦では秋だけれど
こんなにもこんなにもまだまだ暑く、
身体の中には熱がこもっている。

渋谷で待ち合わせた友人とは前もってランチの店を決めていて、
暑い中うろちょろお店をさがさなくていいように、
経路もしっかり調べていた、と思ったら。

目当ての店がランチ営業をやっていないことが判明。
第2候補のお店に行くのに結局うろちょろ。
なんかお風呂入ってきました?
という感じの汗のかきかたで滑り込んだのは、
道玄坂にあるコンロウさん。

このご時世において、1000円以内でランチが食べられます。
ガパオをもぐもぐ、辛くておいしい!汗が流るる!
友達はガイヤーンを美味しそうに食べてました、ぺろりと。
そして第2次お風呂上り状態になりました。
暑いし熱いんですけど、この2段階の汗によって、
なんだか体内にはびこるしんどいはっきりしない湿気のだるさがぬけて、
爽やかな心持になりました。

さすが暑い国の料理の威力!

地下の小さなお店ですぐ満席になりますが、
店内をくるくる気持ちの良い接客で回してくれる女性スタッフさんのおかげで回転もよく、
お客さん同士も気持ちよく気遣いあえてる感じがしました。

お昼は現金のみのお会計だそうです。

そこからがやがやとした街を通り抜けて
松濤のほうへ。

急に線を引いたかのように閑静な…
絵に描いたように閑静な高級住宅街。
空気感の変化。

てくてく。

戸栗美術館へ。
古伊万里の展示を見に行きました。


この写真じゃ素敵さが伝わらないごめんなさい

展示すごくよかったです。
コレクションの古伊万里のお皿や椀などなどと共に、
それらが実際に江戸時代にどのような料理を盛りつけられていたのかを、
浮世絵と解説と共に楽しめます。

奈良茶飯、田楽、蒲焼き、天麩羅、寿司、蕎麦、白玉団子、刺身に果物などなど。
天麩羅はごま油で揚げていた(なんと贅沢な)とか、
お寿司のシャリは現代の2倍くらい使われていたとか、
おもしろくておもしろくて。

小さい美術館は空いていて落ち着いてゆっくり観ることができる喜び。

そのあとはパルコでお茶して東横線で横浜、
高島屋にて横浜ウッドさんの出店を見に行きました。
欲しかった器を買い、友人へのお土産にコロッケを買い帰宅。

自分の晩御飯は買ってないことに気づき、
米を炊きながらnoteを書いています。

何食べようかの。

投稿136日目

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