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№55 難聴児は視覚で情報を得る力が強い

2024年2月7日分

これまで何度も書いてきたことですが、最近の驚くべき!エピソードをご紹介します。

次男の平日の朝ごはんは、ほぼピザトーストです。炭水化物もたんぱく質もとれますし、何よりモリモリ食べてくれる。「しかくピザ(トースト)」か「まるまるピザ(イングリッシュマフィン)に、ピザソースと具材(適当)&チーズたっぷりで、出来上がり♡

ある日の朝。ピザソースが切れていたことに気づきます。ケチャップで代用して支度し、「ごはんできたよ~!」次男に声をかけます。

ピザトーストを一目見て、怪訝そうな表情。慌てて「いつものソースが無かったからね、ほかのピザソースを使ったよ。」とフォローします。

「ちがう。これはぴざそーすじゃないよ。」

「ピザソースのお友達だと思うよ。食べてごらん。」

一口パクリ。

「ちがうよ、これはおいしくないよ。いつものぴざそーすがいいよ。」

見て一瞬で気づくとは……。なんで?見た目そっくりよ?むしろ味もそんな変わらんし……。

恐るべしです。

別の日のこと。

日曜ということもあり、息子2人&夫で図書館に出かけていました。帰宅した夫が「次男の観察力というか記憶力がすごすぎて笑った。」と苦笑いしています。何があったのか聞いてみると……。

以下、図書館にて。

「あ!ぼくのいえとおなじほんがあるね!」

「どれ?どの絵本?」

「えほんじゃないよ。おとうさんのへやにあるほん。あれは、おかあさんのほんだといっていた。」

「どれかな?」

気づく様子のない夫に、次男は高い本を指差しこう言ったそうです。

「あの、きいろいほんだよ。おうちには、せっとのあおいほんもあるんだよ。」

その書籍はなんと『ひとつ上のチーム。(眞木準 編)』。

広告業界の超一流の方の書籍を覚えている6歳児!笑

セット?の青い本は『ひとつ上のプレゼン。(眞木準 編)』。いずれも私が若い頃に読み漁った本です。

この2冊が置いてある本棚側に、息子たちのアルバムを収納していることもありますが、知らないうちに表紙を見たことがあるのか?それとも背表紙だけで判別したのか?

ミステリー。

もはや探偵並みの観察力です。これからもぐんぐん伸ばしていこうね。

共に、ひとつ上を目指そうぜ!笑

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