【kotoba InternView(ことば インタビュー)♯01】 藤岡しほり
こんにちは!一般社団法人ことばです🌻
今回から、「kotoba InternView(ことば インタビュー)」と題して、今年度のインターン生1人ひとりを深掘りしながら紹介していきたいと思います!
記念すべき第1弾は、今年度、事業部でインターンしている
"れもん"こと藤岡しほりの紹介です!!
以前は “僕らの夏休みProject”の小学校リーダーも務めていたれもん。
彼女はなぜボランティアではなく、インターンを選んだのでしょうか?
早速見ていきましょう!🔥
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私が、僕らの夏休みProjectに参加したのは、私自身が宮城県出身で、東日本大震災を経験したことが大きなきっかけです。当時は小学生で大人に守ってもらう存在でした。
高校生になってからは、もっと震災のことを知りたいと思い、被災地3県を回るスタディツアーに参加しました。そこで津波でご家族を亡くされた方や、避難所の運営をしていた方々の苦労をお聞きしました。その時は、もう東京の大学に進学することを決めていましたが、自分が生まれ育った県や、大好きな東北という土地で、こんなにも苦しい、悲しい、またはうまく形容できなような想いで過ごしてる方々がいることを知ってしまったからには、このままただ、この土地を離れるわけにはいかないと思いました。
ツアーの中で、1人の語り部の方が
「子どもは街の宝だから」
とおっしゃっていました。
なぜか、その言葉がずっと頭に残っていました。本格的に所属したい団体を探していた時、「大学生が子どもたちに笑顔を届ける」という言葉に惹かれ入会を決めました。自分自身の経験と語り部の方の言葉が、ここまで私を導いてくれました。
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インターンに参加しようと思ったのは、僕らの夏休みProjectでの経験がきっかけでした。
私は以前、僕らの夏休みProjectの小学校リーダーや、広報を担当していました。小学校リーダーでは、子どもたちは僕夏に何をのぞんでいるのか、チームのみんなは何を届けたいのか、子ども目線と大学生目線の双方向で考えることが多かったです。広報でも、読者である保護者や支援者の方が求めているものは何か、またメンバーはどんな想いで活動しているのか、ここでも対象は変わりますが、双方の気持ちを汲み取ってきました。
メンバーでありながら色々な視点に立って考えてきたので、
・この経験を活かしたい!
・インターンとして僕夏を見てみたい、作っていきたい!
と思うようになりました。
好奇心というか、やりたい!という気持ちがこみ上げてしまった感じはあります(笑)
子どもたちに直接会えないという寂しさもあり葛藤はありましたが、子どもたちに笑顔を届ける役目は、一緒に活動してきた上智支部をはじめとするボランティアのメンバーに任せられる!
という信頼もあったので、私は私で、やりたいこと・できることをやろうと思いました。
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私が思う、僕らの夏休みProject と 一般社団法人ことば の魅力は、
人、そして人が作り出す、1人ひとりの僕夏ストーリー、
ことばストーリーがあるところです。
入会した理由は本当に人それぞれで、今まで全く違う地域で生まれ育ったメンバーですが、僕夏・ことばという繋がりの中で、本当にそれぞれの人生があると思います。
私は2019年度に交流した子どもたちのうちの1人と、今でも手紙のやり取りをしています。その子は交流中、別の子とケンカをしてしまって、大学生が作ったしおりをびりびりに破いてしまったことがありました。ですが、次の日には全部テープで修復して持ってきてくれました。
お昼ご飯も3日間とも、「一緒に食べよう~!明日も食べよう∼!」と言ってくれたり、休憩時間には、
「僕夏好きだもん、来年も来るって決めてるから」
と話してくれました。私はその子の習い事も、好きなポケモンも知っています。
僕夏に所属する大学生は約300人いますが、その子にとって私は、「れもん」という1人の大学生であり、代わりはどこにもいないと実感しました。
きっと他のメンバーもそれは同じで、ひとりひとり、思い浮かぶ子どもの顔があって、会いたい子どもがいて、届けたいものがある。
人の数だけ生まれていく無限のストーリーがあるところが一番の魅力です。
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私が、新たな僕夏に期待することは
広がりです。
大学ごとという枠組みがなくなったことで、他大学の学生とも一緒に活動することになります。また、オンライン会議を組み込むことで、全国からの参加も可能になります。
今も全国のどこかに、「自分なんて…」と思いながら生活していたり、兄弟や友だちと比べて自信を持てずに生活している、そんな子どもたちがいるはずです。
「寄り添う必要のない子どもはいない」
という想いのもと、新体制になったことで、ひとりひとりにお兄ちゃんお姉ちゃんを届けることができるようになりました。一歩前進することができたと思います。
大学生は最近「子ども」を経験した存在であり、子どもから卒業し大人になろうとしている、そんな存在でもあると思います。全国からの参加によって、色々な経験をした大学生が集まり、今までよりも濃い企画や交流が出来上がっていくのではないかとワクワクしています。
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コロナ禍で先が読めない日々が続き、僕夏も昨年1年間は手探り状態でした。
そんな中で新体制となり、これからどう進んでいくのか、正解は分かりません。ですが、その時その時で考え、話し合い、最善を尽くしていくことで、自分たちの正解を見出していくことはできると思っています。
ことばとしての正解というよりは、子どもたちや事業を届ける対象にとって、なにが正解となるのか、常に念頭において届けていきたいと思います。
子どもたちに、若者に何をどう届けていくのか。
新体制となり、ここから第二章の始まりだと思っているので、これまでの想いや経験を繋いでいきつつも、ことばの未来を一緒に創造していきたいと思います。
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最後までご覧いただきありがとうございました。
次回も、今年度のインターン生を紹介していきますのでお楽しみに!
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