七草にちかGRAD攻略感想
シーズ関連の話、重た……ッ!!!
ずっとダメージが持続で入り続けるみたいな展開で歯ぎしりしました。
にちかは「自分の幸せが分からない子」というイメージがずっとあって、まあ大してプロデュースカード持っていないんですが、恒常SSRのやつとフェスでもらったやつ?のSRをやってみて、やっぱりずっと印象が変わらないままでした。
シーズは二人とも「靴」が話の裏テーマとしてあって、表のほうでは二人のアイドルとしての生き方みたいなものがある……と思うんですよね。
で、今回のGRADではずー-----っとにちかは「休みな」と言われているのにストイックに練習し続ける。
地味にダンスレッスンのおじさんダンサー?みたいな人の喋り方が好きです。練習して上手くなろう、という向上心を感じないのも納得ですよね。だってにちかは自分を傷つけて、皆に笑われることで「ああやっぱりこんなもんだったんだ」って破滅したかっただけだから。
七草家がけっこう他の家庭より特殊な感じなのも、にちかの人格形成に関わっていそうなので、全部が全部にちかの責任ではないんですが、彼女の卑屈なキャラクターが受け入れられない人には、にちかって好きになれない要素が多いキャラクターだと感じるんです。
どちらかって言うと女がプレイヤーだとああいう卑屈さ、自己肯定感の低さ故に認知が歪んでしまうみたいな感覚は理解できるんですが、男性的にはどうなんだろう……?となりますね。
誰かの靴を履いて、その靴に合うように痛みを堪えながらでも踊ってアイドルとして生きようとしたにちかだったけど、プロデューサーが今回は「そんなところに落とさせたりしない」とサポートしたことで、自分を受け入れてくれる器としての靴を履いて、アイドルをやっていこうと前向きになれたんじゃないでしょうか。
でも裸足でGRAD出る女、大分度胸あるけどな!?と思います。にちかみたいに若くして腐ってしまう子の心理がすー---ごい分かるから、見ていてはらはらするけど、私がGRADの現場に行ったら「やっぱりにちかを応援してきて良かった」という気持ちでいっぱいになりそうだな……。
生活していかなきゃって思いが、子供が受けるべき愛情を育むのに弊害になっているんですかね。まだ高校生の身で、姉と二人で生活しないといけないってにちかの暮らしは、アイドルとしてデビューしようが大きく変わるわけでもなくて、なんでもない日常尊い!ともならないんですよね。
しかも延々とルカさんの幻影が付きまとってくるというめちゃめちゃヤバい精神状況の中GRADに出るなんて、にちかはけっこうストレスがバネになてしまうタイプなんだろうな。分かるよ……。ストレスバフをかけると思いがけない力が出せても、いつかガタが来て今回みたいにボロボロなっちゃうから、OBABAとしてはこれからはプロデューサーのくれた靴履いて、自分らしく生きること、にちかにはにちかの良さがあること、認知の歪みを何とかしていくこと……を何とかしていけばいいのではないかなと思うよ~!
まさかのGRADで「モノラル・ダイアローグス」に続く次回の進展が見られるなんて、予想してなかった~~~!!けど、楽しみです。