【WEB再録#03】鴉【幕末/2005】
こんばんはこんにちは、アラ明日です。
久し振りのWEB再録です。今回は、新選組ではなく幕末の志士「人斬り以蔵」を扱った掌編漫画です。
以前の再録にもたくさんの「スキ!」をありがとうございます。これからもよろしくお願いします。
司馬遼太郎先生の影響を強く強く受けております。「お~い!竜馬」(武田鉄矢/作・小山ゆう/画)の影響もありますし、「月とノスタルヂヤ」(一條和春)からも大変影響を受けました。ていうか、影響しかない。
鴉(全10P)
反省点
良いところ
恒例の反省会です。お友達との合同誌だったので、いつもより丁寧に頑張ったのを覚えています。
コントラストの強い画風がカッコイイなぁ、と自画自賛します。この時にこの絵柄は確立出来たかなぁ。
ネコを斬っちゃう以蔵はもとより、以蔵を責めながらもネコのために持って来たであろう煮干しを供えるでもなく食べちゃう竜馬もちょっと、アレ?…って感じで。サイコまではいかないかもですが、少しズレてるっぽいところは描けてますでしょうか。説明が足りない感じ??
あと、煽りとか俯瞰とかを頑張って、変化ある画面作りしようとしてるなぁ、っていうところに好感が持てました。自分ですけど。
ツッコみたいところ
1.方言が嘘臭い
はい、もうね。初っ端から気になって読み進められない!という方もいらっしゃったのではないでしょうか?!
私もです。
はぁ~、顔から火が出そう!
その地元の人にチェックしてもらったわけでもないし、ちゃんと調べたわけでもない。
ドラマや漫画から、何となくこんな感じで喋ってるよね?っぽく台詞を書いてしまいました。時間が経てば経つほど、恥ずかしくなってきます。ごめんなさい。
2.ネコがヘボい
昔描いた漫画全てについて言えると思うのですが、基本的に 資 料 を 見 て い ま せ ん 。
何もかも、雰囲気。むしろ、雰囲気しかない。動物も着物も、雰囲気でゴリ押し。これじゃダメだよね。資料、ないわけじゃないので活用しましょう。当時だって、インターネットめっちゃ使ってたんだし、言い訳は出来ませんね。
3.コマによって以蔵の顔が違う
格好良さと不気味さを共存させたかったのですが、ちょっと練習というか描き慣らしが足りなかったのか、コマによって印象にブレがあります。竜馬の方はわりと安定してるんだけど。
何冊か描けば安定したかもしれませんが、残念ながら以蔵本はこの1冊のみでした。
というわけで、今回はこの辺にしておきたいと思います!
ここまでお付き合いくださいまして、ありがとうございました。