はじめてのnote
私は、ほぼ専業主婦。
しばらくの間、個人事業主なるくくりの中で、多少の金銭を得てきた在宅ワーカーであったけれども、アラフィフになり、再度地方移住をする前に、多くのものを手放し身軽になった。そこまではいい話なのだけれど、残念なことに収入まで身軽になり、そこに円安だの物価高だのがオンされ、もう何をしても消えることのない法令線のように、この先の人生への不安とこれまでの人生の反省ばかりが深く心に刻み続けられている毎日を送っている。
早速脇道にそれるが、smile lines /laugh lines とも呼ばれる口周りにできる「ホウレイセン」は「法令線」だと思っていたのだけれど、「豊麗線」とか「豊齢線」との当て字もあることを、今漢字変換をして初めて知った。こんなところにまで、ポジティブ変換が溢れているのかと、驚愕である。ただ、豊麗線や豊齢線とポジティブ変換されたところで、私の顔から消えない点ではネガティブのままである。
私の心に深く刻まれた傷や、脳内で伸びたうどんのようにぐにゃっと渦巻く不安、首や肩のように凝り固まった思考。流石にこれは、そろそろなんとかしなければ、前に進むことも気楽にひと休みすることもできない。
そこで、思い出したのが「モーニングページ」。過去にしばらく続けていた。スッキリしたけれども、夢が実現することはなく、生活習慣に変化もあったのでやめてしまった。モーニングページ信者に言わせれば、やめたから夢が叶わなかったのかもしれない。いやいや、私の人生に叶えたい夢があったのかさえ、定かではない。間違いなくあるのは、夜中うなされる「悪夢」の方である。あれは、一体なんなのだ。
気分も変えるために、方法も変えることにする。今回試してみるのは、『神・文章術』(フミコフミオ著)の「書き捨て」。
そうだよね、全部捨ててしまいたい。頭の中にある不安や心にぐっさりある傷も、全部書いて、指定ゴミ袋に入るレベルに分解して、捨ててしまいたい。
そんなわけで、久しぶりにジャーナルが再開したのでした。基本は、1日20分。慣れてきたら、時間を10分に絞り込む予定。