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マイナ保険証に慌てて登録する人はカモられったー予備軍なのか

12月2日から、「今までの紙の保険証が発行されなくなる」が、「今までの紙の保険証が使えなくなる」への謎変換が十分に広まったようで、大きな病院の「マイナ保険証」確認の機械前では、人が張り付いて登録方法や利用方法の説明やお手伝いをしていた。

「よくわからないけど、使えなくなるから慌てて登録」なのか、「理解したので今回登録」なのかはわからないけれども、今度こそ、もう少し「マイナ保険証」の利用率も上がるのだろう。

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厚労省によると、2024年9月時点での、国家公務員共済組合のマイナ保険証の利用率は13.58%。全国平均よりも、気持ち低い。

  • 総務省共済組合 19.42%

  • 厚労省第一共済組合 19.62%

  • 内閣共済組合内閣府本府支部(デジタル庁職員を含む)  16.06%

  • 外務省共済組合  10.53%

  • 防衛省共済組合 10.69%

国家公務員共済組合加入者全体での、マイナ保険証の登録率は約67%。
でも、利用率は13.58%。

その辺の庶民は、メディアを通して洗脳 理解促進できても、国家公務員の理解は得られなかったという事実を、数字が表している。

次に発表されるときには、どこまで伸びているのだろうか、楽しみである。

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どうでもいいけど、都合のいいメリットばかり強調するのはよくないよね。
というか、他にやることないのかね、、とは思うけれども、表には出せない深い事情でもあるのだろう。

そして、このタイミングで「健康保険証使えないんでしょ。マイナ保険証登録する」と慌てて行動を起こすということは、「◯◯あげるよ」と「△△できなくなるよ」で釣られやすい、カモラれったー予備軍認定ということになるのだろう。

面倒でも、文字を読み理解することは、怠ってはいけない。
しかも、そこで読むべき情報源を間違えてはいけない。
自戒の念を込めて、あえて文字にしておく。

デジ庁に note アカウントがあったことを知る。

行政の文書としては、驚くほどわかりやすくまとまっている。
でも、この文字量でも、あまり文字を読まない人、3秒で答えだけ知りたい人、とりあえず「難しいことはわからない」と思い込んでいる人には、厳しそう。

「わかりやすく伝える」「正しく伝える」とは、本当に難しい。

厚労省もアカウントがあることも知る。
ご多忙すぎで、更新などしている場合ではないことが伺える。



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