見出し画像

レプリコンワクチン入店拒否のその後を考えたら、覚悟のないビビリの私がいた

レプリコンワクチン接種者に対しての入店拒否について、先日少し触れましたところ、凡筆堂さまからコメントをいただきました。

大変な世の中になってきましたね。
どこまで真実なのか、素人の私にはわかりませんが、それはさておき、「接種していない」人はどうやって証明するのでしょうね。「接種したと同居していない」とかも。

ありがとうございます。

私は今、ほぼ専業主婦のような引きこもり系在宅ワーカーです。デジタル化の恩恵を受け、日常的に、夫以外とのリアルな接触はほぼありません。ですから、インフルエンザも含め、コロナに関しても、ワクチンに関しても、敏感ではありません。

そんな私でも、レプリコンワクチンは気になります。ワクチンの安全性はもちろん、巷の反応も。

個人が反対の声を上げるのはいいことだと思いますが、気になるのが前回取り上げた入店/立入禁止のこと。

お断りされる相手は、3パターン。

  • レプリコンワクチン接種者本人

  • レプリコンワクチン接種者本人+同居の人

  • レプリコンワクチン接種者本人+同居の人+接種者との接触者

本人だけならわかるのです。でも、その周りは難しい。

凡筆堂さまのご指摘の通り、「接種していない」「接種したと同居していない」の証明。これは、自己申告となるでしょう。ソレしかないとはいえ、一番アテになりません。

お断りするのは店舗やクリニック側の判断ですから、構わないのですが、あまりにも曖昧なのです。

今回の摂取対象者が、65歳以上の高齢者と、60歳から64歳までの重症化リスクの高い人とされています。現役世代ほど接触の幅が広くないとはいえ、同居していなくても同居以上に接種した人の呼気、汗に含まれる細胞外小胞(エクソソーム)をもらってくる可能性が高い人はいます。例えば、、

同居はしていないけれど、
・介護している親が接種
・常連のサウナ仲間が接種
・深い関係のパートナーが接種

こんなことを気にすると、相当ハードル高めの「レプリコンワクチン接種者本人+同居の人+接種者との接触者」まで、入店/立入禁止したくなるのもわかります。でも、これ証明不可能です。

インフルエンザなどであれば、発症すれば周りも気をつけますが、短期間で発症するわけでもない細胞外小胞(エクソソーム)は、外からもらってきても気がつかない可能性が高いです。本人がとても実直で、正しく自己申告しようとしても確認しようも、証明しようもありません。

接種後すぐがヤバいのか、数日後がヤバいのか、自己増殖後どのくらい経つとヤバいのか、他人からシェディングにどれほどの影響力がありそれがいつまで続くのか、その人の中で自己増殖すればさらに別な人へもシェディングがあるのか。植物のF1種は孫世代はへなちょこだけど、今回のもへなちょこなのか、ジャイアン級に厄介なのか。

すべてにおいて安全性がわからない。だから、「可能性がある」「懸念される」とされ、限定的な言い方を避けているのです。

でも、国が認可して接種が始まるから、接種者との接触を避けることで、身を守りたい。

このことは、理解できるのです。でも、あまりに曖昧で、あまりに難しい。

一度掲げた「入店禁止」「立入禁止」は、安全性が証明されるまで続けるのか。安全性が証明されればいいけれど、そうでなければ、そのまま拒否し続けるのか。一度でも接種したら一生出禁なのか、一時的なのか。一時的ならば、その期間はどのくらいなのか、その根拠は。いつか、経営面での影響が出ても続けるのか。仕事関係者の同居の家族が摂取したら、その人は出禁にするのか。同僚ならどうする。バイトやパートさんなら辞めさせるのか。

振り上げた拳の持って行き場がなくなるかもしれない。

もしかしたら、国からのお達しで強制的に出禁解除せざるを得なくなるかもしない。直接解除を要求されなくても、間接的になんらかの圧力がかかるかもしれない。その時は、受け入れるのか、それとも自分が退場し、山奥のポツンと一軒家や、接種者との接触がない人たちのコミューンを作り暮らしていくのか。

そこまでの覚悟があるのか。

顧客を自分達の意思で切り離す、切り捨てる、もっと強い言葉であれば「排除する」ということは、それだけの覚悟が必要なはずです。

ビジネスだけではありません。
プライベートのお付き合いでも同様です。

自分の子どもの友達が、同居しているおばああちゃんが摂取したことを知ったら、その友達と子供を遊ばせないのか。その子がいるなら、自分の子供は学校に行かせないのか。同居の家族が摂取した友人とは、一生会わないのか。

インフルエンザやおたふく風邪であれば、日延やリスケできます。
でも、接種者やその周りの人を自分の意思で排除することは、それらと同じではありません。

大きくなりすぎてしまったこの問題は、大多数の人が納得する形で着地するようには思えないのです。

わかならいことが多すぎるから、人はもっと不安になります。同じような考えの人の発信だけを追い、エコーチェンバー現象に陥り、アルゴリズムはますますそのような情報だけ表示しフィルターバブルから抜け出せなくなる。

でも、度を越せば、検索しても情報が表示されなくなるかもしれない。YouTubeなどのSNSでは、投稿が削除されたり、最悪垢BANになるかもしれない。お金を積まれたYouTuberやインフルエンサーが、また政府よりの発信をガンガン始めて、変な世論が形成されるかもしれない。SNSでは、心配している人を「陰謀論者」などと追い込み、誹謗中傷するかもしれない。そんなの、どこぞの人たちが◯◯費などからガッツリ払い込めば簡単にできることばかりなのだから。

なんにも解決しない。なんにも学んでいない。

でもきっと、そんな風になるんだろうな…と思いながら、私は今、夫以外の家族や親しい人たちがレプリコンワクチンを接種した時の対応や、「接種した人とは絶対に会わないから」と私や夫が摂取したかを毎回尋ねるかもしれない相手への対応を決めかねています。

もちろん、安全なエリアにはいたい。自分で完結する自衛はする。

でも、自ら振り上げた拳の扱いに困るような判断はしたくない。

そして、自分の意思に反して、上や周囲からの圧力でグーをふにゃふにゃのパーにするのも嫌だし、だからといってグーのまま戦う自信もない。いうほど危険でもないとわかった時に、周りの人にグーを振り上げたこの腕で、切り離した人をなにもなかったようにハグする自信もない。逆も然り。グーで防御し周りの人を排除した人が、ある日腕を開き近づいてきても、私にはハグして受け入れる自信がない。

私には、その覚悟がありません。

ビビリのまま、中途半端なまま、情弱イチ市民として、夫と自分を抱きしめて生きていく。

たかがコロナ。たかがんフルエンザではなかったのか。

これでは、あまりにも息苦しい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?