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書き捨てを始めたら文字を書けない自分に出会った
1週間ほど前から、毎日書き捨てをし脳内ゴミを捨て続けています。
脳内が整理され、集中力が上がり、的確にアウトプットできるよう、亀並の歩みでも前進する予定でした。ところが、うすらぼんやり気がついていたものの、蓋をして見なかったことにしていたことを認めざるを得ない状況になっています。
私は、文字が書けない。
自分でも驚いているので、もう1回。
私は、文字が、書けない。
この1〜2年でまともな文字を書けなくなってしまったのです。
ペンを持つ指の収まりが悪い
指に無駄に力が入るか、力が入らない
すぐに手が攣りそうになる
漢字が書けない
放送事故レベルに文字が下手
文字を書き続けられない
今の私は、おそらく原稿用紙1枚どころか、200文字程度でも、集中して一気に文字を書くことができません。書いたところで、書き始めと終盤では、別人レベルの文字に変わってしまいます。
原因はわかっています。
文字を書いていないから。
「使わないと衰える」とは、こんなことにも現れるのかと驚きです。
現状私と文字の関係は、ざっくりこんな感じ↓
95%〜PCのリアルなキーボード
2%〜タブレットのキーボード画面(フルキー入力)
2%〜スマホのフリック入力
1%〜メモ程度や他に選択肢がない場合の手書き
2年前までは、一度に多量の文字を書くことはなくても、仕事の都合頻繁に文字を書く機会がありました。その仕事を手放し、文字を書く機会が激減。そこからさらに1年程度で、さらに手書きする機会が半減。今となっては、自分の意思で書くのはメモ程度。時折申請書やらなんやらで強制的に手書きさせられるくらいです。
全く気にしたことはありませんでしたが、「書き捨て」という魅力的な世界に足を突っ込んだ今、恐怖を感じるレベルで文字が書けません。
文字を書くための指や腕の筋力が落ちています。
文字を書くための指や腕の使い方を忘れ、脳がバグっています。
漢字は読めても、自分の手で書けない漢字が爆増しています。
視力0.1の世界のように脳内で文字がぼんやりわかっても、明確にはわからない。
だめだこりゃ。
解決方法は簡単で、意識的に手書きするようにしたり、ペン習字的時間を強制的に作ればいいのです。
でも、それは必要なのか?
あえて再び時間を作るほどのことなのか?
→過去に必要に迫られ短期間集中して練習したことがあります。
文字が綺麗に書けるならその方がいいけれど、美文字は私の人生で大切なことなのか?
→「必要」が不必要になった時点で文字の練習はやめました。
そもそもこれから先、自分の連絡先以上のことを手書きで書く必要性はどのくらいあるのか?
3分ぐらい考えて見たけれど、「今更いらなくない?」しか出てこないです。
私はまともな文字が書けない。
これは紛れも無い事実。この事実を受け止めたことで、かなり動揺しエネルギーを消耗したわけですが、その事実につきまとうモヤモヤは脳内ゴミってことで本日処理されました。
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短期間で集中的に練習してクセ字やヘタレ字を直すならこの本がオススメ↓
数年前に必要に迫られて1ヶ月ほど1日1時間程度練習。見違えるようにまともな文字を書けるようになりました。
必要性がなくなり、ペンさえほとんど持つことのない今となっては、練習以前よりも字が下手になっています。