
26.51 図形と方程式(領域⑩最大最小問題)
少し難しい最大最小問題の紹介です。難易度は教科書の章末問題くらいで、理解を深めるためのものです。
1⃣ 不等式$${y \geqq 0, \: x^2+y^2 \leqq 5}$$の表す領域における$${x-2y}$$の最大値および最小値を求めよ。
2⃣ $${xy}$$平面上の点$${P(x, y)}$$が不等式
$${x+3y\leqq 8, \: 11x-3y \leqq 22, \: 2x+y\geqq 1}$$
の範囲を動くとき、$${x^2+y^2}$$の最大値および最小値を求めよ。
※ 2⃣ は 26.49 の※1の直ぐ上で触れた直線の式以外の例です。
答え 1⃣ 最大値 $${\sqrt{5} \: (x=\sqrt{5}, \: y=0 \: のとき)}$$,
最小値 $${-5 \: (x=-1, \: y=1 \: のとき)}$$
2⃣ 最大値 $${10 \: (x=-1, \: y=3 \: のとき)}$$,
最小値 $${\dfrac{1}{\:5\:} \: (x=\frac{2}{\:5\:}, \: y=\frac{1}{\:5\:} \: のとき)}$$
以下は解説と解答例です。
安心して創作活動が続けられるよう応援してくださると助かります。いただいたチップは書籍もしくは文具の購入に当てたいと思います。