28.15 指数関数と対数関数(対数表とその利用)
対数表
平方根表、三角関数表があったように対数表もあります。これらに共通しているのは無理数で、数表には近似値が計算されています。
対数の場合は、ふつう、底を10とした対数表が書かれています。底が10である理由は、日常で使っている数が十進数だからです。だから底が10の対数を常用対数と呼び、対数表は、大抵、常用対数です。
例えば 2037は1000が2個, 100が0個, 10が3個, 1が7個集まった数であり、1000は100が十個, 100は10が十個, 10は1が十個集まった数です。十個集まるごとに位を上げて表しているので、この表しかたを十進法といい、その表された数を十進数といいます。
指数を使って表現すると
$${2037=2\cdot 10^3+0\cdot 10^2+3\cdot 10^1+7\cdot 10^0}$$
のように書けます(※1)。
底が2の対数表
上の表の上段が真数$${M}$$で下段が対数$${\log_2M}$$です。
この表を使うと 256×64 もかんたんに出せます。
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