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である調とですます調を書き分ける
最近、noteを書くときは「である調」を使うようにしている。
ポートフォリオのようなかしこまったものは、もちろん「ですます調」がふさわしいので、臨機応変に使い分け。
なぜ意図的に「である調」で書いているのか?
それは仕事で依頼された記事のほとんどが「ですます調」で、なかなか「である調」で書く機会がないから。
実際に「である調」を使ってみると、これが意外と難しい。「ですます調」なら簡単に出てくる言葉がなかなか出てこないのだ。
それには理由がある。「である調」はぶっきらぼうで、上から目線の印象をどうしても与えやすい。しかも書き慣れないせいか、自分らしい言葉が思い浮かんでこないこともあり、苦し紛れな言葉を使ってしまいがち。
だから「である調」で文章を書くときは、細かいところまで注意を払う。
一方「ですます調」は丁寧語なので、そこまで文末に気を使う必要がなく、気楽に書ける。
だったら「ですます調」で書けばいいのに…と思った方もいるかもしれない。でも、これもひとつの文章力のトレーニング。
私は「である調」も「ですます調」も自由に操れるようになりたい。プロのライターになって2024年で7年目になるが、まだまだ自分の文章力には伸びしろがあるんじゃないかなと思っている。だって、文章力にゴールなんてないでしょう?
プロである以上、得意・不得意とか言ってる場合じゃないので、ひたすら書くのみ。
そんなふうに思いながら、このnoteも書いている。
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