世界大会に向けての焙煎プロファイル作り②
今回もSNSでの告知だけですが、3日間という期間限定にも関わらず、たくさんの人にプロファイル作りで焙煎したコーヒーをご購入いただき本当にありがとうございます。
また多くの応援メッセージもいただきとても励みになってます!
さっそく前回の検証を踏まえて三神コーチからコメントをいただきました。
とりあえず前回の焙煎で傾向を把握していただきましたが、
今のところ、実機の新型ギーセンについては、
投入量3kg
投入温度170~180℃(豆温度)
排気85~90Pa
必要十分火力70~80%(80%一定でも焦げないかもしれません)
排出温度202℃(豆温度)
上記の範疇にはいるのかな?と思われます。
近藤さんの時に205℃以上でオーバー
仲村さんの時に202℃でややデベロップしっかり目
井田さんの時に198℃でアンダー
だったので少なくとも排出温度は200℃を超えている必要があるように思われます。
この大会は本当に排出温度が結果に致命的な影響を及ぼすので、
プラクティスロースト時のサンプルをカップできないが本当に痛いところです。
↓↓前回の検証結果をまとめた図です↓↓
仲村さんの時(イタリア大会)からプラクティスロースト時のサンプルをカップ出来なくなったと伺いましたが、
「これってロースターにとってはかなり致命的な運営側の問題点では?」
と思うのですが、ルールはルール。従うしかありません。
焙煎のスキルが高い人(=焙煎した豆をカッピングして修正点を見極める能力の高い人)ほどこのルールでは不利になります。前回の日本代表の井田さんはまさにこのルールのあおりを食った人だと思います。事前カッピング出来ていたら、その実力から表彰台の真ん中に居てもおかしくないと今でも思います。
このこともあって最近の世界大会の味の評価のトレンドを加味した事前のプロファイル作りがとても重要になっているのです。
サンプルロースターで焙煎した課題豆の特徴を(コンディションのわかっていない)本釜のGiesenW6Aで如何に最大限に引き出すか!というわけですから、正直頭を抱えてしまします。
事前にどんな豆でも、またコンディションの違うGiesenでも通用するある程度の型(プロファイル)を何個か作っておかないと対応できません。
というわけで、この取り組み(世界大会に向けての焙煎プロファイル作り)をシリーズ化して有料記事にしてプロファイル作り用の生豆代の足しにしております。
↓↓こちらが前回の検証から得られた結果をもとに三神コーチから指示された今回の焙煎の内容と意図です↓↓
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