髪が傷む原因
ヘアケアがしたい!と思っていても、何をどうすればいいのか、何からすればいいのか分からない!
と思っている方は少なくないのでは??
髪が傷むってどういうことでしょう??
【キューティクル・タンパク質が無くなったり、壊れたりする】
ざっくり言うと髪が傷むとはこういうことです!
これらが無くなったり壊れて質が変わることで、弾力がなくなり、切れ毛が増え、カラーパーマなどができなくなります。
どちらも消耗品で、毎日の生活で少しずつすり減っていき、一度なくなると基本的には再生することはありません。
キューティクルやタンパク質が消耗していく原因
①紫外線
紫外線は髪の内部まで届き、タンパク質同士のつながりを切ってしまいます。
これによって流出しやすくなったり、弾力がなくなりやすくなります。
また、メラニンを壊して変色・褪色させます。
②摩擦
シャンプーやタオルドライ、寝ている時の寝返り、ドライヤー、目の細かいくしでとかしたりなどして髪と髪がこすれあうことで少しずつ剥がれ落ちていきます。
③カラー・パーマなどの薬剤処理
髪は通常は弱酸性という状態なんですが、カラーやパーマの薬剤を浸透させるために、キューティクルのバリアを剥がします。
そのために「アルカリ剤」を使いますが、それにより少しずつキューティクルが剥がれていきます。
ブリーチはタンパク質の質を大きく変化させます。
④シャンプーによる消耗
一般的に市販のシャンプーは洗浄力がとても強いです。食器の油汚れをおとせるレベルのものが入っていたりします。
毎日シャンプーするたびに少しずつ流出していきます。
⑤ドライヤーやコテの熱処理
タンパク質は熱で固まる作用があります。
これを「熱変性」といって、生卵が焼けて目玉焼きになるような状態になります。
タンパク質は「ヘアデザインの卵」ですが、繰り返しドライヤーやコテで熱をあてることで「調理済みの料理」の状態になりそれ以上薬剤処理が出来なくなる場合があります。
⑥水道水に微量入っている塩素
わずかながらこれもダメージの原因になるようです。塩素を除去する浄水ヘッドというアイテムもあります。
⑦体内で生成するタンパク質量やキューティクルの数の減少
年齢を重ねていくと、体内で作れるタンパク質の量やキューティクルの量が減ってきます。
もともと痛みやすい髪が生えてくるということですね。これをエイジング毛といいます。
髪が傷まないようにするために
ヘアケアをするという事は、トリートメントをするとか、良いシャンプーを使う。
というシンプルな方法ではないということが伝わりましたでしょうか?
髪は消耗品です。
トリートメントやシャンプーは、消耗を抑えたり少し手入れをしやすくするというもので、再生させるものではありません。
ダメージケアをするということはこれだけの方法を実践するということになります!
だけど、流石に全部するのは難しいですよね?
なので、この中から出来そうなことをすればいいと思います(^^)
知識を持って正しくヘアケアしていきましょう!
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