撮影しながら自分の街をゆっくりと歩く。
今日はモデルさんと一緒に松山の街をゆっくり歩いてきました。
カメラを抱えて。
まだレタッチしてないから、画像は載せられないんだけど、
今日感じたことを残しておきたいから、文章だけ書いてます。
今日やりたかったのは、「スタイル撮影」じゃなくて「ポートレート」
毎日毎日仕事してた私には、
休みの日に外に出ることはとてもしんどいことでした。
休んで体力を回復させることに精いっぱいだったから、
用事があるときだけ仕方なく外に出る。
もしくは、ずっと前から「この日はここに行く!」って決めておきでもしないと、重い腰を上げられないくらい毎日疲労困憊でした。
そんな私ですが、フリーランスになるって決めてから、
年末までに消化していなかった有休が残っていたから、
ゆっくりと連休を取らせてもらえて今日の予定を立てることが出来ました。
心のゆとりは視野をどんどん広げていく
松山に住んでもう10年は経つはずなんですよね。
専門学校に入学すると同時くらいの時期に引っ越してきたから。
なんだけど、城山公園の周りがこんなに綺麗だなんて知らなかった。
平日の昼間にこんなに人がいるなんて知らなかった。
カメラを持ってお散歩する人。
本を読んでいる人。
ただぼーっと過ごす人。
ジョギングや筋トレをする人。
遠足にやってきた小学生の団体さん。
いつもと変わらない日常のはずなんだけど、
今まで全然見えてなかったんだなって。
今こうやって見えたのはきっと
心にゆとりができたからなんだろうなって。
人と、カメラがあるだけで歩くのが楽しい
一人で道端で写真を撮っていた時の私は、
人目が気になって、誰もいない場所誰もいない場所を
探すように歩いてました。
スタジオでもないのに、しっかりしたカメラ構えて写真撮りまくってたら
変に思われるんじゃないかとか、迷惑がられるんじゃないかとかが気になっちゃって。
だけど今日すれ違った人たちは
みんな穏やかな顔してたし、カメラを構える私にも
すごく優しかった。
おいしそうなパンのキッチンカーがあるなぁ、って看板撮ろうとしたら、
ちょうどメニューが風で飛んじゃって。
買い物に来られてた方が私が撮ってるときに被ったのを見て
直してくれたんですよね。
「あらら落ちたでしょ?(笑)」って笑いながら。
なんかそんなちょっとした触れ合いが心地よかった。
豆乳とバナナの濃厚なジュースを売ってた、
移動販売のキッチンカーを見つけて。
多分普段なら通り過ぎちゃうんだろうけど、
今日は隣にモデルさんがいたことで
「買ってみる?」ってなっちゃいました。
一緒に写真を撮ったら絶対可愛いし、
女子2人なら「ください!」って言いやすいし。
人と歩くって最高だなって思いました。
結構しっかり時間をかけて作られるバナナジュース。
その間にカメラのこととか話しかけてくれる店員さんお二人。
穏やかで楽しそうにお仕事しているように見えました。
ジュース、甘くて濃厚でおいしかったな~。
抑え込んでた心が素直に喜んだのを感じた1日でした。
今まで撮った写真を見返して思うんだけど、
写真って撮ってる時の心がそのまま出るような気がするんです。
レタッチの仕方も含めて。
しんどい気持ちの時に撮った写真はなんだか息苦しい。
楽しいときに撮った写真はどんなに時間がたっても
見返すとなんか笑っちゃうんです。
これって、お仕事してる時もきっと
出てるんだろうなあって。
きっと疲れて余裕がないのを隠しきれてなかったんだろうなって。
自分がどう思うかより、お客様がどう思うか、
お客様がどう言われたら嬉しいか、そればかり考えて
自分を見失っていた今までの自分の心が、
今日素直に人と触れ合って喜んでいるのを感じました。
この感覚を忘れたくない。
接客業って、自分を殺して人に合わせるお仕事だって思ってました。
でもきっとそうじゃない。
自分が1番楽しんでなきゃ、
絶対私の仕事でお客さんはわくわくしてくれない。
長々と書きましたが、これからもっとたくさん時間を作って、
自分の心をたくさん喜ばせたい。
そして自分の心が喜ぶ仕事をしていきたい。
それを感じた1日でした。
モデルしてくれたみずほちゃん、付き合ってくれて本当にありがとう(*^^*)
そしてここまで読んでくれてありがとうございました!
レタッチがおわったらこのアカウントに上るのでよかったらみてね。
Ps.レタッチソフト一つ気になってるの導入検討中です。
カメラする人、何かおすすめとかありませんかね…
Luminar AIっていうソフトを入れてみようか考え中。
カメラ初心者なのであんまり高度なことできないしね。
ふーむ、どうしたもんか。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?