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オレオの広告〜前編〜

昨日ハーゲンダッツを大量に貰う機会があって、調子に乗って2つも食べてしまったらしっかり腹痛です。どうも武田幸多です。

今回のテーマは
「オレオの広告〜前編〜」です。

最初に言っておくと、
このテーマは前編と後編に分けています。

前編では、
僕がなぜこの広告に想い入れがあるのか
そこに焦点を当てています。

それでは前編いきましょう。

いきなりどでかく、すみません。

僕が中学生の時にTwitterで
たまたま出会ったオレオのSNS広告です。

正直よくわからないですよね。

僕もそうでした。
パッと見じゃ何もわからなかった。

当時、
僕はバスケットボール部の
キャプテンとして中学生活を
送っていたのですが、

あまり大きな声では言えないような
挫折経験をしていました。

周りが暗闇でどこにも出口がない、

そんな感覚とこの広告が
何気なく自分と重なって、
見入った記憶があります。

「YOU CAN STILL DUNK IN THE DURK」

このキャッチコピーには
どれほど今の自分を元気付けてくれる、
あるいは共感を得られる意味があるのだろうと、

期待に期待を膨らませ、
Googleでその意味を調べました。

意味はこうでした。

意訳
「どんなに暗闇でも、
オレオをミルクやコーヒに浸して食べることはできるよ」

はい?

思わずこの言葉が口から
飛び出しそうになりました。

つまり、
この広告は暗い人を励ます広告ではなく、
ジョークを用いたユーモア溢れる広告だったんですね。

少しだけ背景をお話すると、

米国最大のスポーツイベントとして、
毎年大いな盛り上がりをみせる
「スーパーボール」と呼ばれる
アメリカンフットボールの大会があるんですね。

全米が固唾を飲んで見守る
決勝戦の最中、

30分間の停電が発生してしまいます。

試合は一時中断、
観客も戸惑いを隠せません。

これをチャンスと捉えた
ナビスコ社のオレオチームは、

停電してしまって、
あるいは試合が見れなくて

いろんな感情が芽生えている観戦者に向けて、
このジョーク広告を打ったんですね。

これが
この広告の打ち出し背景なのですが、

話を戻します。

まぁそれはそれは騙されたと、
膨張した期待はあっけなく無です。

「なんだよ、ただのジョークかよ」

そう呟いたことと
もう一つ覚えていることがあります。

呟きながら笑っていたことも。

たしかに、
オレオの広告のキャッチコピーには
何の共感もしなかったし、
励まされもしなかった。

でも、久々に笑えた。

挫折経験にあった当時の僕は
好きなゲームをしても、
美味しいご飯を食べても気分が上がらなかった。

そこから、
ポジティブな気持ちを持ち直せたのは、

今思い返せば、
きっとこの広告のジョークに思わず、
ツッコミを入れ、笑ってしまったからだと思います。

切り口は違えど、
確かに元気をもらいました。

僕がユーモアを大切に生きているのは、
この経験が原点にあるんですね。

ってな、感じで、

オレオの
「YOU CAN STILL DUNK IN THE DURK」

この広告は僕にとって、
想い入れが強い、というお話でした。


では、また!!


次回予告
「オレオの広告〜後編〜」



皆さま、こんばんは!
いかがお過ごしでしょうか??🐗
僕は先日、緊急事態宣言が解除されて
久々にアルバイトへ行った帰りに本屋さんに寄ったら、素敵な本に出会いました!
2020年本屋大賞の「流浪の月」という小説です!
小説を読むのは久々でしたが、
これまたとんでもなく面白かったです🥺
頭の中にまたいい言葉が増えました!
是非読んでみてください!!
ということで、まだコロナが完全収束したわけではないので、
皆さま引き続き、お身体にはお気をつけ下さい!!

・・・武田幸多・・・











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