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養父市では一反以上の農家は農業用に焚火をしてよい、の お墨付きを貰いました

事の起こりは人家に近い畑で草を長時間燃やしたことで、近所の誰かが通報して消防職員が3人来られました。

近くまで来てても炎がなくて細い煙だけなのできょろきょろ見てて、近づいてようやく現場がわかったようです。

消防士さん:野焼きは禁止されています。すぐに消してください。刈った草はクリーンセンターにもっていってください。水をかけて!

私:すぐに消します。こうしてたたき消すのが早いです。草は刈っていません。着火してからこのあたりの枯れ草をちぎって燃やしていました。

消防士さん:崩さないで。水をかけて。バケツはどこですか。

私:草の山に水をかけると中のほうは燃え続けますので消えたようでも消えてなくていつ発火するかわかりませんので危険です。
こうして広げてから最終的には水をかけます。確実に消えて安全です。


消防士さんに消火のレクチャーしちゃった、とあとで主人に言ったら「トライやるウィーク!」だって。

消防士さん:では消してください。
 刈った草は産業廃棄物なので燃やしてはいけません。

私:廃棄物じゃありません。資源です。ここで生えた草はこの土地の財産なんです、捨てたりしません。
 ここに生えてくる草を捨ててたら土地がやせて作物ができません。
 そんなことしてるから耕作放棄地が増え続けてるんじゃありませんか。  

そもそも農業の基本は焼き畑です。それが一番効率的で古代からの農法です。水田は水で消毒し畑は火で消毒する。だから漢字で「水田」「畑」なんです。

こうして草を広げて乾かしているだけでもCO2は発生して燃やしたと同じ色に変わります。ただ、燃やすことで消毒効果が高いかなという程度のことです。

夫が水道ホースをそろえて消防士さんたちに渡して、広げた焼け焦げの草に水をかけ終わったころ 市の職員という方が来られて消防士さんと話を交わしてから私に

市職員さん:農業のための焚火は禁止されていません。
  ただし1反以上の農家に限ります。

私:1反以上です。

市職員さん:燃やすと煙が出て洗濯ものとか匂いとかで迷惑になることがあります。

私:今回は人家に近かったですね。すみません。
 今後は奥の畑にもっていくとかします。

市職員さん:何を燃やしてましたか。

私:もみ殻を広げた上で着火用に段ボールを燃やして、そこに手近なところの枯れ草を載せて燃やしていました。
燻炭にするために炎はあまりだしてません。

市職員さん:その段ボールも問題です。農地で燃やしてはいけないものです。

私:着火用にB4サイズ1枚ほどです。昔なら藁とか縄とかでしょうね。

市職員さん.:草を燃やすのは農作業として認められてますが他のものはクリーンセンターで燃やすことになっています。

私:草や作物がらだけじゃなくて、この辺りにある材木片や毎年剪定する木なども全部腐らせたり草木灰にして使います。
この土地にあるものは全部私の財産です。捨てるものはありません。

市職員さん:そうですか。ではいいでしょう。
 それと消毒は消石灰を使えば燃やさなくてもすむでしょう。

私:消石灰は使いません。土が傷みます。

市職員さん:消石灰を使うように政府でもすすめてます。

私:だから国民は不味いものを食べてるんですね。
  私の作物はよく売れてます、美味しいって。わかる人にはわかるんですね。

と、押し切ってしまいました。

もし、クリーンセンターがその熱で発電してるとかその灰で何かを作って売ってるとかだったら少し協力してもいいかなと思いますが、ここで燃やすのと大して変わらないことしかしてないような気がします。

置いていってくださったこのプリントの一番下にある、バーベキューとか暖を取るとかでも燃やそうと思います。

警察に通報されないように気を付けましょう。

ポイントは近所仲良く、迷惑をかけないよう。に尽きると思います。

最後までご覧くださいましてありがとうございました💓

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