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どんな資格試験でも勉強始めが肝心! とにかく入門書を開いてスタートを切ること


合格する人は、問題集を使った勉強が中心

試験に合格する人はアウトプット学習が中心です。

過去問と予想問題を繰り返し勉強します。そして、テキストは辞書代わりに使います。

効率的な勉強方法を知る上で、書籍や当サイトのようなブログ、webメディアにはそれぞれ色んなやり方が書かれていますが、 ほぼ共通して書かれていることは、アウトプット学習を中心に勉強することです。

しかしながら、全くの知識ゼロの状態で試験問題など解けるわけがありません。

いくらアウトプット中心の勉強が大事でも、インプット学習を全くしないわけにはいかないでしょう。

たまに資格学校の講師には、インプット学習はせず、アウトプット学習だけしていれば合格できると断言する人がいます。

しかし私の経験上、テキストや入門書を読まず、インプット学習をしないままアウトプット学習を始める勉強は危険だと思います。

その理由は、以下の二つです。

  1. 勉強に対するモチベーションが下がる可能性がある

  2. 基礎学習が欠けることで、知識にムラが出てしまう

基本的にアウトプット学習に移るのは、ある程度の基礎知識が備わっていることが前提です。

全くの知識ゼロからいきなり問題を解こうとしても問題文の意味すら理解できないと思います。

そして、分からないことだらけの問題を必死に解こうとすると、誰でも苦痛に感じてしまい、勉強に対するモチベーションが下がり、最悪の場合、受験を諦めてしまうことにもなりかねません。

そのため、いきなり問題集や過去問を解こうとせず、やはり一番最初はインプット学習からスタートするべきでしょう。

インプット学習は入門書で十分

勉強始めで基礎知識が全くのゼロの状態である人は、インプット学習をどのように進めていくのが効率的か。

私の経験上、インプット学習はとりあえず入門書だけで十分です。

できればそんなに分厚くない、薄い入門書で勉強すると良いでしょう。

その入門書を3回〜5回ほど繰り返しザッと読み終えたら、アウトプット学習に入るくらいがちょうどいいです。

ちなみに私が宅建士試験の勉強で読んだ入門書は『まんが宅建士 日建学院「宅建士一発合格!」シリーズ』です。
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ギャグマンガの要素も入っているため楽しく読み進めることができましたし、内容もとても分かりやすく書かれています。

ただ、注意点としてインプット学習に長い時間かけないことです。

宅建士試験の入門書は書店に行けばたくさん並んでいると思いますが、その中から自分に取って読みやすいと思う本を2、3冊買います。

買った入門書全てを、できれば1ヶ月以内に複数回(できれば5回以上)繰り返し読み、おおまかに出題内容や出題範囲を把握します。

なので、入門書は繰り返しサクサクと読み進めてください。

入門書を読み進めているなら、勉強生活はすでに始まっている

入門書を読んだ後は、過去問題集や予想問題集を使ったアウトプット学習に移行します。

この段階では入門書を何回か読んだだけなので、問題集に載っているほとんどの問題はまだ解けないはずです。

ですがそれで全く問題ありません。

おそらくインプット学習を1ヶ月間頑張った人なら、アウトプット学習に移ったことでモチベーションが下がり、挫折してしまうようなことは少なくなるはずです。

なぜなら、「入門書を読む」という勉強を既に始めているからです。

とにかく勉強を始めてみること。これがとても大切なことです。

勉強は本来、楽しいことであるはずなのに、それを苦痛に感じてしまうと、継続させることは困難になります。

そのため、まずは簡単に読み進めることができる入門書から勉強を始めることは、モチベーション維持のためにも最適なのです。

モチベーション維持のためにも、勉強を始めたばかりの受験生は、簡単なインプット学習から始めましょう。

具体的なアウトプット学習の勉強法は、別の記事で紹介します。

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