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2025年、ビットコインは3,000万円を超えるか

2023年3月から10月にかけて、ビットコインは360万~400万の間を推移していました。

私はこの頃にビットコインを少しづつ買い続け、10月頃には保有数1BTC超えました。

私は毎朝、暗号資産と株式市場に関する色んなニュースサイトやブログなどを必ず確認しているのですが、どれを読んでもだいたい書かれているビットコインの将来予想は2024年末~2025年かけて15万ドル(約2,300万円)を超えるという内容です。

私もチャートや過去の出来事を基に色々と分析しますが、ビットコインに関しては過去の半減期による実績を考えれば納得できる予想数値です。

私の個人的分析では、2024年11月~12月の間で10万ドルを超え、2025年春頃には15万ドルまで上昇すると予想しています。

今回はその理由について紹介します。

2016年7月の半減期は33倍まで上昇


BTCチャート 2015年9月~2019年4月

まず最初に過去の半減期について紹介します。

2016年は7月9日に半減期を迎えたと言われ、1ブロック辺りの報酬は25BTCから12.5BTCに下がりました。

2016年7月時点でのビットコイン価格は、だいたい6万~7万を推移していました。

そして、2016年11月頃から上昇が始まります。この時点で半減期から約4ヵ月後でした。

2017年11月にビットコインは初めて100万円を超えました。

その翌月には倍の220万まで上昇し、その後は下落が続きます。

2016年7月の半減期によるピークは、2017年12月に最高値を付けた220万でした。

これは半減期月からピーク時まで、約33倍の上昇です。

半減期から約1年6ヵ月後です。

このイベントでも、暗号資産投資家から1億円以上稼いだ『億り人』は多数出たと思います。

2020年5月の半減期は7~8倍

BTCチャート 2019年5月~2022年4月

2020年は5月11日に半減期を迎えたと言われ、1ブロック辺りの報酬は12.5BTCから6.25BTCに下がりました。

2020年5月時点でのビットコイン価格は、だいたい90万~100万を推移していました。

価格上昇は、2020年10月頃から始まり、半減期月から約5ヵ月後でした。

2020年12月にはビットコインは再び200万台まで回復しました。

そして、2021年4月に最高値である680万まで上昇します。この時点で半減期月から約11ヵ月です。

この後に大幅な下落が続き、2021年7月には350万まで下がりました。

680万がピークだと考えた投資家は多かったと思います。

しかし、またすぐに急上昇を見せ、2021年11月には760万の最高値を更新しました。

つまり半減期月から、2021年4月の680万までは約6.8倍の上昇し、

2021年11月の760万までは約7.6倍の上昇になったのです。

ご存じの通り、2020年の半減期はコロナ禍真っ只中でした。

世界は未曾有の危機に対応を追われ、暗号資産市場もかなり荒れました。

そのため、2020年半減期の価格上昇は通常時とは異なる部分が大きいと思います。

2020年の半減期によるピークは実は680万の方で、最高値の760万まで上昇した要因は、コロナパンデミックの影響で資産防衛のためビットコインに買いが集まり、価格上昇が進んだのではないか。

もう一つの要因は、2021年10月に承認された先物ビットコインETFの存在です。

このビッグイベントも、暗号資産市場に与えた影響はかなり大きかったはずです。

これらは過去の実績として参考にすべきデータですので、これらを考慮して2024年半減期の予想を立てます。

2024年4月20日の半減期時点、1BTCは1,000万円に

以上2つの半減期実績を基に、2024年4月に迎えた半減期による予想を個人的に分析しました。

まず、2024年4月の半減期時点のビットコイン価格について。

4月20日は、安値993万〜高値1,312万円という結果になりました。
約1,000万円です。

では、上昇相場はいつから始まるのか。

過去の実績では、2016年の半減期では約4ヵ月後、2020年では約5ヵ月後だと言えます。

となると、2024年4月の半減期では、その4ヶ月後か5ヶ月後か、もしくは1ヶ月伸びて6ヶ月後になるのか。

ただ、ビットコインホルダーならご存知の通り、2024年は史上最大の株価大暴落に遭い、7月〜9月はビットコインも株価も下落続きでした。

ですが、10月半ばに入った頃にビットコインは1,000万円台に戻り、11月には史上最高値の1,400万円を超えました。

これはアメリカ大統領選も大きく影響しているはずですが、実績としては2024年4月の半減期後において、上昇相場は半減期月から6ヶ月後、2024年10月から始まったと言えるでしょう。

次にビットコインホルダーが一番興味を持つべきポイントですが、「ピークはいつ頃になるか」と、「どのくらい上昇するのか」について。

ビットコイン価格は年々ボラティリティ(価格変動幅)が小さくなっています。

2016年半減期では、ピーク時期まで1年6ヵ月かかりました。

しかし2020年半減期では、最高値である680万まで上昇したのは、半減期月から11ヵ月後でした。

これだけを参考にしてしまうと、「2024年半減期によるピークは、11ヵ月間よりも早い時期にピークを迎えるのではないか」と考えるかもしれませんが、2021年11月にも1BTC 760万円という最高値を更新しています。

2020年半減期のピークが2021年11月の760万円だとしたら、2016年・2020年とも同じく半減期月から1年6~7ヵ月後になります。

従って、2024年4月半減期によるピーク時期は、その1年半後、2025年10月頃になるかもしれません。

そして、ピーク時のビットコイン価格について。

私が予想するピーク時のビットコイン価格は、3,000万〜4,000万円です。
ドル換算すると、20万ドル〜27万ドルです(1ドル=150円換算)。

ビットコインのボラティリティが年々小さくなっています。

上述した通り、2016年のピーク時は約33倍、2020年のピーク時は約7倍。

だとすると、2024年半減期のピークは7倍より少ない3倍から4倍がいいところではないでしょうか。

2024年4月の半減期が到来した時点では、1BTC=1,000万でした。

半減期月時点の価格から3倍〜4倍まで上昇するのではないかと予想しています。

半減期以外の好材料、トランプ大統領のビットコイン政策

今回は2024年半減期の私なりの分析予想を紹介しましたが、

今後の可能性として、予想するピーク時の3,000万円なんて遙かに超えてしまうような重要なイベントが今現在待ち構えています。

これは今までにはなかったことです。

超大手資産運用会社BlackRock による現物ビットコインETFの存在と、2025年1月に米大統領に就任することが確定したトランプ氏の政策です。

ドナルド・トランプ氏は選挙中から「アメリカをビットコイン大国にする」と言い続けています。

アメリカの国家債務を削減することを目的に、政府としてビットコインを戦略的に買い続ける法案を通そうとしていたり、ビットコインを日常的に使いやすい環境にしようとしています。

そうなれば、他の国々もビットコインを買い集める動きになり、1BTC価格は軽く50万ドルは超えるのではないでしょうか。

暗号資産、特にビットコインに賭けられるチャンスは今しかないと思います。


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