ネット麻雀の対局でイラついた時の行動は衝動的
もともと麻雀は不確定な要素が多いので「自分の思い描いた通りにならなかった」ということは日常茶飯事でしょう。そんな時、感情として、イラっとしたり、がっかりしたり、反省したりするのだろうと思います。
ただ、それは、それぞれの心の中で・・・。
それが態度に出てしまうと厄介です。特にイラっとした感情は、衝動的な行動に出てしまうのは注意が必要です。
モノを壊す人
先日もネットマージャン「まるじゃん」の掲示板(まるじゃん広場)の書き込みを見ていると、麻雀対局の不調時に「モノに八つ当たり」している方がいらっしゃいました。
ある程度ネタだろうと思いますが、以下のような書き込みがありましたので、書き出してみました。まるじゃん広場の住人をIDごとに書き出してみました。記載した”レベル感”は私の中での印象です。
▼2021年8月15日追記:タッチペンを壊されたので追加しておきます。
▼2024年9月21日追記:マウスを壊すくらいはセーフの模様
モノに対して当たる行為については、ネット上にも心理的な解説を多くみますので、ここでは詳細を割愛します。麻雀で戦闘状態にある場合は、身体的には緊張状態にあり、自律神経系のうち、交感神経の働きが強まっており、何かあれば、精神的にはキレてしまうような状態です。この時、自分で制御できないような場合は、思わずモノに当たってしまう人がいます。
一時的には、感情を自分自身で整理できない状態かも知れませんが、掲示板に書き込むことで、この怒りやストレスを処理していると思われます。衝動的に物に当たってしまった行動に対してあとから反省したり、後悔したりしているのだと思います。
常識的な人は、リアル麻雀での対戦中であれば、相手が目の前にいるときに不遜な態度を出すことは少ないかも知れません。ネットマージャンの中であっても、思わずカッとなってモノを壊してしまうことがあるのかも知れませんが、たいていの場合は問題があるわけではありません。自身を客観的に見つめ、冷静に省みることができていれば大丈夫だと考えます。
自分の頬を叩く人
少し心配だなと思ったのは、以下の書き込みです。モノには当たらないものの、自分の頬を叩いてしまう人です。気合を入れるとか、気持ちのスイッチを入れるとか、冷静になるとか、単なるクセなのかも知れませんが、これも自身をコントロールすることが難しいご様子で、一種の自傷行為になります。
自戒(自責)と称していることで反復性の可能性があり、問題行動としての認識に至るか気になります。その場合、厳密には”診断基準”があるので、あまり続くようであれば、専門家に診てもらった方がいいかも知れません。
●自分の頬を叩く Nonsuicidai Self-Injury (ID:「多彩坊さん」)
”まるじゃん広場の民”は、少数のメンバーだけで会話(書き込み)をされていることが多く、チームを結成するなど、お互いに心理的なつながりや責任感がこのような行為に繋がっているのかも知れません。
自制できている広場の民
そのような書き込みに対し、自制できているご様子の方もいらっしゃいました。そこまで深刻に考えていなかったり、いわゆる鈍感力でやりすごせたり、気持ちに折り合いを付けて、ネットマージャンを楽しんでおられるものと想像します。
●その話には加わらず自制できている”まるじゃん広場の民”(ID:「かのしんさん」「執行猶予さん」)
対局中の「強打」や「舌打ち」行為
捨て牌を卓に強く叩きつける「強打」や「舌打ち」は、リアル対局においては、非常に不快な行為なので、多くの雀荘ではマナー上制限されているものと思います。
これらも、周りに対してだけでなく、自分自身に向けて行う仕草にもなります。 うまくできない自分に対して、怒りと悲しみを表現してしまうのです。
幸いネットマージャンでは、周りに対しては影響しない行為ではありますが、これも自身をコントロールすることが難しい行為の表れですので、解消できるようなトレーニングをした方がいいかも知れません。
なお、ネットマージャン「まるじゃん」においては、「強打」「強ロン」の機能があるので興味深いです。
ちなみに「まるじゃん」を展開しているシグナルトーク社が開店したリアル店舗「mahjong+」では、「強打」は制限されています。(※Mahjong+は2021年11月をもちまして閉店いたしました)
まぁネットであれリアルであれ、知らない人であれば、強打する人と対局はしたくないですが(^^;
おしまい
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