ゴールドで麻雀牌を作ったらえげつない
ご存じでしょうか? 今、ゴールドの価格(金相場)が上がっています。
以前、以下の記事の脱線話で、金の麻雀牌について話題にしました。
その際、麻雀牌の山の ”手積み” を話題にしましたが、もし麻雀牌の材質が金だったら「重いから持ち上がらないよね」っていう話の中で、さらに脱線して、そもそも麻雀牌が純金だったら、下世話ではありますが、お値段いくら?ということを試算したものです。
上記の記事作成時から約3年が経過し、久しぶりに金相場を確認したらえげつない上昇をしていたので、続編の記事を作成することにしました。もはや、24K(純金)で麻雀牌を揃えることは夢のまた夢のような状態です。
純金の麻雀牌の重さ
例により麻雀牌の体積から1つの牌の重量を再掲します。現在、日本で主に使われている牌の標準的な大きさは「縦26mm×横20mm×厚み16mm 」程度のようです。 全自動卓や高齢者用では、もう少し大きい(縦28mm×横21mm×厚み16mm〜縦30mm×横22mm×厚み17mm)ようですが、今回は標準的な大きさを基準にします。
標準的な牌の大きさが「縦26mm×横20mm×厚み16mm 」の場合、その容積は「8.32㎤」になります。純金の比重(密度)は概ね「19.32 g/㎤」ですので、これらを掛け合わせますと、純金の1つの牌は 約160g となります。携帯電話よりも少し軽い程度でしょうか(と言っても、1つの牌の重量ですが)。
純金の麻雀牌のお値段
1牌で160gに対して、金のお値段 13,016円/1g(2024年5月27日)を掛け合わせますと、純金製の麻雀牌1牌のお値段は、驚異の209万円/1牌です。136枚全部揃えた場合、その麻雀牌セット(命名)” THE GOLD” のお値段は、2億8,454万円になりました。それで購入できるマンションは以下になります(ちょっと足らんか)。
この THE GOLDを所有していたら、誰かに見せたくなりますね。
客「重いですね~!」
持ち主「やろ?値段も重いんやで。口に入れたらあかんで。」
金メッキ加工の麻雀牌も値上がりしていた
金メッキの麻雀牌を販売しているオンラインショップでの1牌の値段も上がっていました。以前は、1つの牌で「税込み5,830円」でしたが、現在では「税込み6,490円」と10%程度の値上がりで済んでいます。
THE GOLD で、手積みする場合、牌山1列(17牌)では、2.72 kgなので、やはり持ち上がらないですね。全自動麻雀卓なら機械が壊れるか、金が削れるか・・・。
おしまい
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