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闘う君の唄を闘わない奴等が笑うだろう

今日(2021/10/10)、スポーツニュースを見ていたらゴルフの渋野日向子選手がスタンレーレディスで1年11ヵ月ぶりのツアー優勝されました。そのインタビューの中で、「今年初めから取り組んだスイング改造、いろいろ批判される声が嫌でも耳に入ってきた。それでも、このスイングで優勝して…言葉は悪いですけど、絶対に見返してやると思ってきた。」と。

プロの世界は、妬みねたみ嫉みそねみが激しいのでしょうが、ご本人の技術的な問題について批判ってどういう立場の人が言っているのかな、と少し気になります。ごまんといる少しゴルフが上手な人が、専門家気どりで批判するのでしょうか。純粋なファンや身内、仲間だったら ”アドバイス” とおっしゃるでしょうね。

それから、今季限りで「ハンカチ王子」こと、日本ハムの斎藤佑樹投手が現役引退とのことです。甲子園での田中将大投手(楽天)の投げ合いは本当に熱闘でした。しかし、斎藤佑樹投手は、プロ野球選手としては、必ずしも活躍したというわけではなかったです。

斎藤佑樹投手のプロ生活11年は沢山の応援もあったでしょうが、更に多くの誹謗中傷があっただろうと容易に想像できます。果たして斎藤佑樹投手は頑張っていなかったのでしょうか。プロといわれるプレイヤーに対して、ファンが期待しているプレイができないプロの冠を許せない人々もいるのです。

各分野のプロに対するファンの視線は厳しいでしょうが、”結果を出せないプロ”に対して浴びせられる批判や誹謗中傷は、人気や期待とのギャップなのかも知れません。しかし、応援の度を超えて、本人を追い詰めることがあるとすれば、そんなファンはいらないでしょうね。

一方で、人気プロがその分野でファンの話題になっていたり、動向が注目されていたりすること自体が、私は既にプロの仕事をしていると考えるのです。その分野でファンが喧喧囂囂かんかんがくがくするコミュニケーションの機会を与えることができるインフルエンサーとして、そのプロは存在に意義があったということです。

野球もゴルフもプロよりも上手い人は、実は沢山いるのかも知れませんが、話題にもならないアマチュアに商業的な価値は低く、プロは話題になってなんぼです。話題にならないプロもごまんといます。

先日(2021/10/08)、二階堂瑠美プロのMリーグでの打牌が話題になっているようですが、私は応援しています。ファイト!

おしまい

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追記(2021/10/17)ほら、商業的に成立していらっしゃる。



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