見出し画像

Twitterのプロフィール画像に見る麻雀牌

麻雀がお好きな方の Twitter を拝見するとプロフィールの表紙画像を麻雀牌にしている方がいらっしゃいますよね。その中でいろいろなあがり役などがプロフィール画像に貼ってあり、何だか面白いなと思いましたので、フォローくださっている方から、100画像ほど集めてみました。

なお、本記事は、ご想像通り、麻雀力向上には、一切、役立ちませんので予めご了承ください。ただ、今後、Twitterのプロフィール画像にあがり役などの麻雀牌を載せる場合の一助になれば幸いです(ならないと思う)。

画像1
▲Twitterのプロフィール100画像ほど集めて手牌の様子を拝見しました。

おしなべて見てみると、ある程度想像の範囲ではあるかも知れませんが、一般的には「役満」を表示されている方が多い印象です。その中でも、レアな役満だったり、芸術点が高そうな美しいあがり役を表示されていたりする方が目につきます。やはりプロフィール画像には ”映える” 画像にしたいものです。

レア代表「天和」の場合

レアな役満としては、「天和」を挙げている方がいらっしゃいます。ただ、「天和」をあがっているところを画像で表現するのは意外と難しいです。したがって、実際の対局中に「天和」をほのめかすもの(配牌で聴牌して、まだ第1牌を自模っていないもの)、ネットマージャンで「天和」と明確に記載があるものが「天和」とわかるプロフィール画像になります。

画像2
▲プロフィール画像が「天和」の方の例。
最上段の画像は「天和」だったらいいのにな、という想像込み。

芸術点が高そうな「役満」の場合

やはり同色や同系統で整然と並んでいる牌の様子に美しさを感じるものでしょう。代表的なものは「緑一色」でしょうか。「緑一色」は、比較的良く見かけるプロフィール画像ということになるでしょう。

画像3
▲「緑一色」は見た目のモノトーンが魅力。暗刻だったら更に見た目良し。
右上は残念ながら流局かも知れません…。「惜しかった」という記念?

「緑一色」と同じくらい見かけたのは「九蓮宝燈」です。できれば「純正九蓮宝燈」を掲示したいところです。画像としてはマンズの方がわかりやすいでしょうか。個人的には、プロフィール画像として伝えるためには理牌しておいて欲しいところです。

勿論「自作(牌を並べて作成)」でも結構なのですが、実際にあがったものであれば、山牌や捨て牌を映り込ませておきたいところです。「九蓮宝燈」もレア度が高いがために比較的良く見かけるプロフィール画像ということになるでしょう。

以下、「もしかしたら『自作』かも知れないな」と個人的に感じた画像は、実際にあがった手役を尊重して、「自作」を ”要審議” と表現しているところがありますがご容赦ください。

画像4
▲やはり「純正」である方に価値が高いのか、5画像中4画像が「純正九蓮宝燈」をプロフィール画像として採用

役満のうち9割を占める「国士無双」「大三元」「四暗刻」

実際にあがった役満の中で9割を占めるこれらの役満は、やはりプロフィール画像としても沢山見かけます。

「国士無双」は ”要審議”(≒自作の可能性)を含めて、価値が高いのは「13面待ち」だと思われますが、13画像がピックアップされ、うち3画像が「13面待ち」でした。

画像5
▲「国士無双」のプロフィール画像の例。プロ雀士に多いですが、放送対局中のご自身の手牌をプロフィール画像にされている場合があります。プロとしてのアピールを感じます。

「大三元」は、意外と地味なのか、見た目も単調なのか、あまり人気がありません。4画像に留まります。

画像6
▲「大三元」の画像は、見た目の華やかさがイマイチか。大三元は鳴いて作ることが多い様子で、三元牌が分離してしまいがち。

そして1番多かったのが「四暗刻」です。全部で20画像をピックアップしました。その中で「単騎待ち」がよりレアになるでしょうが、2画像しかありませんでした。

画像7
▲最多役満の「四暗刻」の画像例。上段は放送対局画像、中断は単騎待ちの画像、下段はやや作為感を思わせる画像。実際にあがった手役であっても、強烈すぎると信ぴょう性が疑われるかも知れません。それも含めてプロフィール画像はご本人次第です。

価値観は人それぞれ

その他の役満のとして、「大四喜」「小四喜」のですが、3画像です。気持ちとしては「大四喜。が良いでしょうが、実際にあがった役満として「小四喜」が多かったのかも知れません。

画像8
▲「大四喜」「小四喜」の画像。ネットマージャンの方が、役満名の記載もあるので、実績としてわかりやすいかも。

上記に重複してカウントしていませんが、「複合役満」の場合は、よりアピール性が高いでしょう。ちょっとお腹いっぱいな感じがしますが、暗刻系を中心にドンジャラ感が強まります。

画像9
▲複合役満は、それ自体がやり過ぎ感が漂いますが、実際に成就したのであれば、大変な記念でしょうし、プロフィール画像にしたい気持ちもわかります。いえいえ、嫉妬ではないです。

その他「清老頭」も少ないですが2画像ありました。

画像10
▲「清老頭」の画像。下段はやや黄色がかっており、プロフィール画像にするなら、色調補正をしても良いかも知れません。

更に「数え役満」もありましたが、内容を把握するために実際に数える必要があるためか、画像での表現も難しく、ネットマージャンの事例だけでした。

画像11
▲「数え役満」はリアルではわかりにくいですね。そもそもリアル麻雀では採用されていないことが多いのかも知れませんが。

「役満」をプロフィール画像に挙げることは、過去実績のアピールであったり、記念であったり、その役満そのものが示す成就感のため、麻雀を好む方の共通の価値観でわかりやすく、適当な材料になるのでしょう。

放送対局中のプロフィール画像

プロ雀士の方に多いのは放送対局中の画像です。やはり麻雀のフィールドで、麻雀プロとして活躍している象徴になるのでしょう。上記に挙げたものを含めて、全部で17画像もありました。

ただ放送対局であることが、プロフィール画像としての主張ですので、挙がっている画像で多いものは、対局中そのものの様子になります。必ずしもご自身があがっているものではありません。

想像するにこの瞬間で何か決め手になった判断があったり、あがり役としては平凡でも大逆転した瞬間だったりするのかも知れません。もしこういった意図を含めてプロフィール画像にしていた場合は、ご本人の麻雀打ちとしての矜持があったり、想いの強さなどが込められていたりして大変意義深いでしょう。

一方で、ご本人やその状況を知る方、そのプロ雀士のファンの方でなければ、なかなか伝わらないプロフィール画像になるかも知れません。「このプロ雀士の方は、なぜ『中のみ』であがっている画像を挙げているの?」という疑問も湧くでしょう。ただ、麻雀打ちは、そのような意見はどうでも良く、得てして「我が道」を進むものなのです。

クセが強いあがり役など

上記に、挙げていませんが、「字一色の七対子」や「白ぽっちアガリの七対子」「何を切る?」「ローカル役満?」のような個性派もありました。

その他のプロフィール画像

なかなかご本人でないと、プロフィール画像に挙げた理由やきっかけがわからないものも多かったです。例えば、「自摸のみ」「平和のみ(※3画像)」「リーチのみ」「タンヤオのみ」「メンタンピン系」はまだあがっていますが、「バラバラ配牌」「(おそらく)3倍満」「二向聴」のようなものもあり、やや解釈が必要そうです。

さらに「惜しかった(あがれず流局)」みたいな画像も多く、恐らくご本人は相当悔しかったのだろうな、と(私はその場にいませんが)想像してみたりしました。

最後に(この記事の作成にあたって)

最初は、こんなしょうもないことを記事にしようと思っていたわけではなかったのですが、沢山カウントしていたら、せっかくなので記録を記事にしておこうかな、と途中で考えだしました。

記事にするなら、最低 100 画像はいるだろうとスクリーニングを進めていたのですが、思ったより麻雀牌をプロフィール画像にしている方が少ないのです。そのため、この記事が持つ意義に反比例して膨大な時間を費やしてしまいました。

途中で飽きてしまい、目は疲れ、肩は凝り、後悔の気持ちでいっぱいです。あまりに疲れすぎて、全然麻雀牌でないものをダウンロードしてしまったりしていました(※1番最初の画像一覧の中に混ざっています)。

そして、この作業での最大の発見は、プロフィール画像に「猫」が多いことです。note としては、よっぽど「猫」ばかり集めた方が、読んでいただけるのかも知れませんけどね…。

おしまい

いいなと思ったら応援しよう!

こてつのネトマ徘徊記
この記事を楽しんでいただけたなら、応援していただけると励みになります!