天鳳の"NoName"というプレイヤーの雑記
NoNameプレイヤーとは、天鳳の一般卓でプレイしているお試しユーザーのことです。アカウントを作成することなく、手軽に天鳳をプレイするために、デフォルトで設定された名前「NoName」でプレイします。このNoNameプレイヤーの成績は蓄積されず、次回以降に引き継ぐことはできません。
私は、最近の天鳳では三人麻雀(サンマ)でプレイすることが多いですが、一般卓を選択するとまぁまぁな頻度で この”NoName"の方と対局します。(今のところ、NoName2名に囲まれたことはありません。)
この NoNameプレイヤーは、共通して見られる特徴として、点差が開いて勝負が見えてきた時や比較的大きな役に振り込んだ時に回線落ちしていなくなってしまう(自動プレイに移行する)ことが多いことです。NoNameプレイヤーをご存じであれば、そのような印象をお持ちの方は多いのではないでしょうか。
”NoName"は「AIの自動プレイではないか?」みたいな話もありますが、天鳳では認められているので、そのようなケースもあるでしょう。但し、一律でそうなっているわけではないように思っています。個人的には『ヒトなんじゃないかな』という振る舞いも感じていますし、通常は人間がプレイしていることだと考えます。(それも含めてAIがやっているのかも知れませんけど)
そのため ”NoName” の中の人は「上段者が息抜きでやっている」みたいな話もあります。これについて、全否定はしませんが、普通に考えて、成績も残らないプレイに時間を使う上段者って、現実逃避的なネガティブな行動であって、意味があるようにも思えず、少数派ではないかなぁと想像しています(それなら自分のアカウントでやったらいいのでは?)
「外出先でIDを忘れた」や「ID入力が面倒」というのもネット上で見かけましたが、成績が残らなくても、いつもの端末以外であったとしても、「何が何でも天鳳をやりたい」「天鳳をしないと禁断症状が出る」という方もいらっしゃるのでしょう(いるか?)
ただし、この成績が残らない匿名の「NoName」プレイヤーには、コンビ打ちをほう助する役割として利用される可能性が指摘されています。これを証明することや証拠を残すことは難しいため、その可能性は否定できません。ただ、うまくマッチングできるかどうかや、コンビ打ちによる不正の効率性を考慮すると『そこまでして勝ちたいのかな・・・』と感じます(不正する人は勝ちたいんやろ)
そんな ”NoName”の実力ですが、一緒に対局した感触としては(サンマでは)正直なところ良くわからないです。何か特徴的に強いとか弱いとか、理不尽な場面の発生頻度も標準的な印象です。極端に強い場合あります。ただ、対局者としては、この正体不明の ”新人” に負けるというのは悔しさも・・・
一方で、この ”NoName” に対してロンするなど、何か嫌な思いをしてもらえれば、すぐ回線落ちするという性質を狙うのでしたら、勝率のために序盤では ”NoName” を狙う、という戦術もあるかも知れません(そんな余裕はないわ)
そういえば、吹き溜まりで有名な「Yahoo!知恵袋」に以下のようなQ&Aがありました。
「NoNameで打つと甘い牌が来る?」というなら、自身で検証したくなりました。自宅に余っている端末(iPad)を使って、試しに ”NoName” で打ってみることにしました。
NoNameに対する印象は、新人の皮をかぶった、なんか不穏で鬱陶しい存在に感じています。一般卓でNoNameが登場する頻度が高いので、常に「お試し」で参加している人がいるのか不可解にも思いますが、そこは天鳳のパワーなんだろうと理解しています。
NoNameは1局1局が勝負だと思えば、成績も残らないのにオーラスのトップを安牌&流局で逃げたり、新人らしからぬ「溜めロン」など、少しでもこの新人が新人らしからぬ失礼な対応をすれば、コノヤローって思ってしまいます(ってほどでもないですけど)。いろいろな考え方があるものです。
最後に脱線にはなりますが、この ”NoName”が何か商業的に利用価値が無いか考えたときろ、1つ頭をよぎりましたので記載しておきます。天鳳では、Tシャツを販売しているようなので、どこかに ”NoName” と文字を入れたバージョンってどうでしょうかね??(買わんけど)
さらにもう1つ、他の方が作成された noteではありますが、記載内容で「私は天鳳では九段ですが社会的には一般卓のNonameでしかないことに気付けない!」のフレーズが切なかったので応援のため、以下、リンクを貼っておきます(そんなに凄いのですから、きっと光っているものがあるよ)。
おしまい
<2024/08/26_追記>
気になるNoNameに遭遇したので追記します。下家はNoNameですが、筒子の一色手を進めていたものの、私のリーチに対して、下家は手元の安牌が切れた後で、なんと私の当たり牌の7sを捨てず、染め手を崩して1pを捨てました。
たしかにまだ下家はテンパイ状態ではなく、手は整っていないものの、4pを引いて7sを切らないなんて、普通は筒子で染めたくなりませんかね?
私はこの下家のディフェンスに強い違和感を覚えました。
・・・というのも、記録の残らないその場限りの”NoName”でプレイする人のモチベーションって、果たして「放銃しないで耐えること」なんでしょうか?(”NoName”でプレイしておいて、対局後に牌譜を見直して「危なかった〜」とか検証します?)
この局のこの場面では、確かに残り牌は少ないものの、下家は清一色をあがった方が単純に脳汁出ますよね?そんなに思慮深く考えず、反射神経的に当たり牌を切ってしまいそうですが、少なくともただの”新人”ではないですね。
後半で競っている場面でもないのにこの放銃回避って、私の牌が見えているのか?と思ってしまいました。
おしまい
※以下、追加の考察は良ければどうぞ。
<2024/08/31_追記>
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