マウスピース治療のメリット
今日は・・・
「マウスピース治療することで
どんなメリットがあるのか?」
についてお話をしていきます。
ズバリ!マウスピース治療のメリットは
下記の3つです。
1)危険な方向にあご関節が動かないようにできる
2)奥歯が折れるのを防ぐことができる
3)あご周囲の組織が安静に保たれる
では、1つづつ解説していきますね。
まず、
1)危険な方向にあご関節が動かないようにできる
について。
これは・・・
あご関節が「奥の方向に押し込まれないようにできる!」
というのがポイントです。
そもそも、
・歯がすり減っている
・今までに奥歯を抜いたことがある
・歯の被せ物をたくさん入れている
という状態だと、耳の1センチくらい前にある
「あごの関節」にストレスが
かかりやすくなっています。
基本的には「奥に」あご関節が
押し込まれないように
マウスピースを調整していきます。
自分の歯がすり減っていて、
安全機能である
「歯同士がぶつかってブレーキになっている状態」
が、保てなくなっていても
マウスピースを入れることで
この状態を再現することができます。
次に、
2)奥歯が折れるのを防ぐことができる
について。
例えば、糸切り歯がすり減っていなければ、
「ギリギリ」と横に歯ぎしりをする動作をしたときに
奥歯が強く当たらないで済むので、
「奥歯」や「あご関節」が守られる安全機構が
働いていることになりますが、
糸切り歯がすり減っていると、
あご関節に一番近い「奥歯」が噛むチカラを
ダイレクトに受けることになります。
そうなると噛むチカラの直撃を受けて
「歯の根っこが折れる」ことになってしまうのです。
マウスピースを入れてあげることで
実際の自分の糸切り歯はすり減っていても
マウスピースの上であごが奥に行かないように
調整することができ、
奥歯の根っこに危険な「噛むチカラ」が
及ばないようにすることができます。
最後に、
3)あご周囲の組織が安静に保たれる
について。
歯のすり減りがひどいと「スルスル」と奥に
あご関節が移動しやすくなり
結果として、「歯」や「あご関節」に
強いストレスが加わり・・・
・クッション性のある軟骨が潰れる
・軟骨がずれる
・軟骨に穴が開く
・危険な力を受けていた骨が変形する
・顎の筋肉のじんたいが伸びる
などの症状が出て、炎症が起き、
痛みが出てきてしまいます。
ですが、マウスピースを入れることで
上記のような事態を防ぐことができます。
人は2種類に分類できます。
「噛む力をコントロールする必要がある人」
「噛む力をコントロールしなくても良い人」
ここで忘れてはならないのが
「噛む力をコントロールする必要がある人」
は、今すぐ「適切に作られたマウスピース」と
「心のケア」が必須です!!!
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