ジワる小野寺史宜( ᵒ̴̶̷᷄ ˡ̼̮ ᵒ̴̶̷᷅ )
※概要
ベストセラー『ひと』の著者による
じんわりと心に染みる家族小説
東京の町なかにひっそりと佇む
「日比野豆腐店」
店主の清道を亡くした日比野家は
厳しいながらも手を取り合って店を切り盛り
していた
店を終わらせようとしている祖母の初
亡くなった夫の代わりに店を続けたい母の
咲子
店を継ぎたいのかどうか将来に悩む令哉
そして「ある人」と一緒に三人を見守る
飼い猫の福
「日々の豆腐」という意味も込められた
豆腐屋で、ひたむきに生きる人たちを描いた
心揺さぶる家族小説
日比野初
-断章 日比野福-
日比野咲子
-断章 日比野福-
神田七太
-断章 日比野福-
日比野令哉
-断章 日比野福-
※感想
堀切菖蒲園近くの日比野豆腐店
二代目店主、勇吉が亡くなった後、初と息子の清道で店を続けていた
しかし清道が50代でコロナで亡くなって
しまう
会社勤めをしていた妻、咲子は会社を辞め
豆腐店を存続する決断をし今は初、咲子
そして高2の息子、令哉の3人と猫の福で
暮らしている
個人豆腐店は経営が厳しいが咲子が販路開拓
するため営業を頑張る
令哉と近所の常連小学生、七太との交流や
『タクジョ みんなのみち』に出てきた元ホストの黒谷陽治クンも登場してた
間にある猫の福目線がほっこりしていい
ホゥ…( ˘͈ ᵕ ˘͈♡)ホッコリ
※おまけ
装丁のイラストはしらこさん