見出し画像

瀬尾まいこさん新刊


図書館の予約本

瀬尾まいこ
掬えば手には

*️⃣概要、あらすじ

ちょっぴりつらい今日の向こうは
光と音があふれてる

『幸福な食卓』
本屋大賞受賞作
『そして、バトンは渡された』に連なる究極に優しい物語

私は、ぼくは、どうして生まれて
きたんだろう?

大学生の梨木匠は平凡なことが
ずっと悩みだったが中学3年の時に
エスパーのように人の心を読めるという特殊な能力に気づいた
ところがバイト先で出会った常盤さんは匠に心を開いてくれない
常盤さんは辛い秘密を抱えていた
のだった
だれもが涙せずにはいられない
切なく暖かい物語

*️⃣感想

自分のことを平凡でありきたりだと悩む
大学生の梨木匠
そんな匠の「人の心が読める」特別な
力で救われた河野さん
そのすごい力で心を閉ざしたバイト仲間の常磐さんの不思議な声「秋音」に
出会うことに
匠が自分の存在意義を見つけ常磐さんが
解き放たれて前に進めるようになって
本当に良かった
文句ばかりで身勝手だと思っていた
大竹店長のツンデレがまた最高
絶品のオムライス食べたくなる
ファンタジー系のようでもあり温かくて
爽やかな読後感の安定の瀬尾まいこ
ワールド全開な一冊でした

付録の『掬えば手にはアフターデイ』も
とてもよかった( ‘-^ )b


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?