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図書館の本 (−p 📘 )q
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※概要
僕は三年前に小学校の教師を辞めた
昼の世界から逃げ込むようにして選んだ仕事は夜勤の警備員
他人と深く関わらずに生きようと決めていたはずだった
でも勤務先で置引未遂を犯した10歳の
少女との出会いが立ち止まっていた僕を動かして……
自分を犠牲にしてまで誰かを助けることは愚かなことだろうか?
本屋大賞第二位のベストセラー『ひと』の著者が贈る、ひとりで頑張ってしまう人への応援歌!
※感想
主人公、圭斗が小学校の先生だった頃と警備員をしている今とが交互に描かれる
母親が育児放棄し祖父母に育てられ
資格を取ると決め小学校の教師になったが、とある事情で退職し夜勤の警備員をしている圭斗の物語
勤務先の施設警備の巡回中にネグレストと思われる少女と出会ってから彼の
気持ちに少しずつ変化が生じる
マッチングアプリで知り合った看護婦の果子が圭斗は「助けるだけじゃなく
助けられてもいいんだよ」という言葉はとても心に刺さった
※おまけ
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小野寺さんの本の主人公は幼少期に暗い過去があるのに、こんなに「いい人」に成長し、応援したくなります
作中、『タクジョ!』の夏子も少し
登場します