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【第124席】あかね噺感想

 最新刊買いました~ むふふ~
 毎週やきもきしたあの二か月がぎゅぎゅっと凝縮されましたね~
 今回のあかね小噺も大変よきでした。まいける兄さん弟子入りの裏話とか。
 読んでて今更気づいたのですが、まいける兄さん、金髪時代は目にハイライトなかったんですね、たまたまかと思ったら全部のコマそう。まじかってなりました。


 さてさて、本誌の志ぐま師匠の高座。圧倒されてるんですが、それをなかなか言葉で表現するのが難しいところ。引き算の美学……
 じゃあ最低限の言葉や仕草でやってみようって、にわかにたどり着ける境地ではないわけで。そもそも、最初から噺に引き付けることができることが必須条件。引き付けた噺から集中を離さないのが大前提。
 しゃ楽師匠の、弟子を取らなかった理由に通じるところがあるのかもしれません。下手はだめ、女もだめ、他所のあれもだめ、それらは全部噺の邪魔だから、みたいな。
 色々足し算した噺が悪いというわけではないものの、落語ヴァースの対極にあるからこそ、今この高座を見せてもらってるんですかね、あかね。
 いや、こんな私の解釈が当てはまるほど、志ぐま師匠は生半可な考えじゃないと思いたい!

 志ぐま師匠のお宅の扇風機、ずいぶん年代物だなぁ……
 あかねの幼い頃、おそらく平成も半ば。さすがに祖父母の家でもここまで古い物まだあったかなぁ……、なつかしさを感じるから別にいいんですけどね。


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