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理解を共有しやすくする為に「図解」してみる②
こんにちは。ハナヒラです。
今回は「つたわりかた」の図解を紹介します。
これらは私が、子供からの訴えや子供の日頃の様子を見て感じたことです。完成図を子供にみせると、「そうなんや〜」としみじみ言いました。「白いぼうし」ほど興奮はしませんでしたが、まずまずの出来だったのではないかなと思っています。
★★★目次★★★
【1.「視覚情報」と「聴覚情報」理解の差】
【2.視線の先へ伝わる】
【3.これからやりたいこと】
1.「視覚情報」と「聴覚情報」理解の差
学校でもセミナーでも、何かを教えてもらう時には「見る」「聞く」が大きな手段ではないでしょうか。
では、人によって視覚優位・聴覚優位があることをご存知でしょうか?我が子は視覚優位です。これを先生に伝えるために考えた図解です。学校はどうしても口頭指示が多いので・・・。
上記は、書いてあるものを見せながら説明される様子と口頭のみで説明される様子です。視覚優位の場合、文字や絵、図で説明される方が理解しやすく記憶に残りやすいです。
先生には、口頭指示だけでなく指示を箇条書きにして黒板に書いてもらうと伝わりやすく、忘れにくいですと説明しています。
ただ、先生も忙しく全てを書くことはできません。ですので、「突然の重要な変更」を黒板に書いてほしいとお願いをしました。(もしくは本人にメモを渡してほしい)
口頭指示で理解できていなくて「え、こんなこと知らない!」と混乱したり、「見えてないものは忘れる」特性から指示を忘れて混乱したり・・・を少しでも減らせたらという思いからです。突然起こる出来事は混乱度も高いのです。
新学年になって二ヶ月あまり。少しずつ先生と子供の関係もできてきたのか、翌日の予定や授業の予定を理解しているように思います。
2.視線の先へ伝わる
新学年になった時、やけに「先生が話していることがよくわからない」「先生は前の子だけに話している」「先生は自分には話してくれない」と言っていました。何やら不穏な空気満載です。そこで何日もかけて少しずつ話しを聞き出し「こういうことを言いたかったのかな?」というのがこちらです。
どうやら、先生が話をされる際の視線が子供にとって重要だったようです。入学した時に「先生の話は目で聞く」と教えられ、それを律儀に守っている子供は、先生と目が合わないので自分に話をしてくれていないと感じていたようです。
これは、子供の言い分だけなので実際にはどういう感じかはわかりません。子供がよそ見をしていて先生の視線を見逃しているかもしれませんし、前列の子供に質問された先生がそれに答えているのかもしれません。
ただ、この「視線」がきっかけで子供は自分で重要なことに気がつきました。
先生と距離が近い方がよくわかる
後列に座っていると、先生と自分との間に他の児童が何人もいて、そこに気を取られ集中できませんでした。でも、前列で先生と自分の間に児童が少ない、もしくは児童がいないと集中でき、先生の言っていることでわかることが増えたのです。
これを自分で気がつけたことが大きいです。最初から理由とともに教えてくれたわけではありません。身振り手振り一生懸命説明するのを聞き、「こういうことか」と理解できました。
その後、先生に「前の方に座りたい」と自分でお願いに行ったそうです。
3.これからやりたいこと
子供は筋道立てて話すことが苦手です。でも、色々と訴えてきます。それを聞き取って「こういうこと?」と聞き返しても中々一致させることは難しいです。
子供が話した内容を私が違う言葉で説明して「こういうこと?」と聞いても、その言葉を子供が知らない場合が多いからです。
こういったことを確認するために「図解」が役立ちそうだと思いました。子供の思いや訴えを図解することは、思いや訴えの本質を理解することだからです。
といっても、学校生活を送る上で漠然とした不安や不満の方が圧倒的に多い。これをうまく表せたらいいのですが、まだまだ難しいなと思う日々です。
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