一眼レフクオリティをスマートフォンで
「カメラ女子やカメラ男子はモテる」
実はこの言葉には裏が有ります。
そうです。カメラ女子や男子は「お洒落な恰好をしたスラっと背が高かったり可愛らしい人が、横浜の夜景とかディズニーランドで一眼レフ片手にパシャっと撮っているから」モテるんです笑
間違っても全身ウェーダーを着て半分以上水の中に浸かりながら川の写真を撮ってる人とか、地面に這いつくばって必死に苔を撮ってる人とかがモテるわけではありません笑
(撮影者:巨勢竜也←著者本人笑)
さてそんな感じで、今回はカメラを使った写真を撮るテクニック、画像加工の方法などを沢山ご紹介していきます!タイトルにもある通り、今回はスマホを使ったお洒落な写真の撮り方などがメインですので、一眼での撮影方法はご紹介していません。ご注意下さい。
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そもそも何がお洒落な写真なの?
お洒落な写真を撮る為に必要な要素は以下の4つ
①構図
②カラーリング
③加工
④発想力
それぞれ順を追って解説していきます!(デスマス調は長くなるのでここまでにします)
ここで一つ問題。
Q.これからの記事内で紹介する写真のうち、2枚だけ一眼レフで撮影した写真があります。それはどの写真だと思いますか?答えはこの記事の一番最後にあるので是非、最後までご覧ください!
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①構図
写真を撮るときに最も大事な要素の一つがこの構図と呼ばれるもの。どんな物を、どの距離からどういう画面の向きで撮るのか・背景はどうするのか・照明は当てるのかなどの写真が完成する基となる素材や画角を含めて考える必要がある。
例えば以下の写真をご覧頂きたい⇩
去年の春に撮影した一枚なのだが、桜並木に奥の赤信号。そして道路の曲がり具合や車の位置などを考慮して、一番美しく桜を見せることができるのはどの位置だろう?ということを考えた結果、この構図での撮影となった。(アルファベッド構図)
構図を決める際に最も大切なことは「主役を美しく魅せる」ことを忘れないこと。ここでもう一枚の写真をご覧頂きたい⇩
撮影したモードが違うので若干見え方が変わっているが・・
こちらは失敗例。なにが失敗なのかというと「パッと見たときに美しくない」からだ。もちろん桜並木は綺麗だ。だが、構図を何も考えずに写真の真ん中に東屋が置かれ、最悪な事に奥には自動販売機と電線が写り込んでしまっている笑
ではなぜ、この写真がパッと見で美しくないのか。それは上記に挙げたような、色や形の違う人工物がバラバラに配置されているからだ。主役となる「桜並木」以外の情報が多すぎる。これでは美しいはずの桜も映えない。
また、この写真は色がバラバラだ。ピンクもあれば緑もあって青も黒も・・・という具合に全体的な統一感が一切ない。これでは何を見せたいのか定まってこないだろう。どんなに多くても4~5色までに抑えることを心がけよう。(カラーについては下の項で詳しく解説)
構図と言っても写真撮影には基本となる型がある。以下のサイトが分かりやすくまとまっているので是非見て欲しい⇩
⇧の記事でも紹介されているが、個人的に思う、確実にオシャレな写真が撮れるのは「放射線構図」だ。被写体を一番大きく魅せることが出来て、写真がぶれなければ基本美しく撮れる。難しいテクニックも何もないので、まずはこの構図に挑戦して欲しい!
⇩放射線構図で撮った写真
~構図の定め方まとめ~
・主役となる被写体を美しく魅せることを考える
・形や色の違う人工物は多くても3~4つの配置を心掛ける
・色見を統一させ、一枚の写真に4~5色の色を配置することを意識する
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カラーリングについて
構図の決め方が分かったら次に重要なカラーリングについて話をしていこうと思う。構図が写真の骨だとしたら、カラーは筋肉だろうか。
昔はモノクロフィルムしかなかったが今ではかなり彩度の高い写真を撮ることができる。では、お洒落な写真を撮るために、どういったことに注意していけば良いのかを解説していこう。
・基本、カラーは統一させた方が綺麗な写真になる
構図の項で紹介したような桜並木や、以下の写真を見てくれれば分かると思うが、色合いが統一されていると綺麗に見える。赤系統ならピンクやオレンジなどを多用したカラーを意識し、青系統なら水色や黄緑といった青々しい色を意識することで、全体的な統一感が出るのだ。(1枚に4~5色を意識)
手っ取り早く難しいことを考えずに綺麗な写真を撮りたいなら、カラーは全体的に揃えよう。
しかし!!!
色見において、全体的に統一させることを意識しようと書いたが、主役となる被写体だけ周りの色と正反対にさせる方法がある。例えば以下の写真⇩
この写真は主役を信号機において、周りの桜を副題にした。あえて主役だけ緑色を使うことで特別感を出しているのだ。これも美しい写真を撮る為に必要なテクニックなので覚えておいて欲しい。
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以上のことを踏まえて以下の写真を見て欲しい⇩
去年の秋に京都で撮影した写真。ぱっと見で美しいと思ってくれる人がどれぐらいいるかは分からないが笑少なくとも綺麗な写真だと思ってくれたはずだ。
構図はトンネル構図と日の丸構図の合体技。
見てわかる通り、主役となるモミジは黄色。そして背景には赤色の紅葉群と空。前述した通り、主役だけ周りと違う色を出していることで、特別感がでている。
もう一つ着目して欲しいポイントがある。それは、背景の空の色だ。この日は青空が澄み渡っていたのだが、ここではあえてその青を消した。
理由は「主役が目立たなくなってしまうから」。どんなに色見をいじっても、そこの根本は忘れてはいけない。
ここからはテクニックの話。どうしたら空の青色を白に変えることができるのか。
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