80歳以上でも検診を受けるべきか。
Q:80歳以上でも検診を受けるべきか。
A:人によるので、一概に中止もできないし、継続するのも違う気がする。
高齢者の検診について思うことがあったので、書きなぐっています。
高齢化社会を迎え、社会全体の健康への意識は高いです。
その中で高齢者の長寿化は進んでおり、わが職場、検診プラザでも多くの高齢者を迎えています。
人生100年時代と言われているが、一方で高齢者にかかる医療・介護費は増大しており、深刻な社会問題にもなっています。
そんな中、80歳の壁という本がベストセラーになっています。
基本的な骨子は、80歳になったら、十分生きてきたので好きに生きようという内容で、うちの父親が絶賛していましたw。
その中で検診についても記載されており、
80歳以上は基本的に検診は受けなくてもよいというような内容が記載されています。
自分も80歳以上になったら、別にそんなに長生きしなくてもいいかなぁと思う反面、
実際の検診現場にいると、
90歳近い方が検診を受けられ、問題ないことをお伝えすると
「これで一年間安心して過ごせます!」
と感謝されることもあります。
このような方は、検診にコストをかけることで一年間の心的負荷が取れ、
毎日を生き生き過ごすことができるという点で有効なのではないかなとも感じています。
つまり、80歳以上の検診については、人それぞれその人の価値観に従い検討すればよいのではないかと思います。
※提案※
ここで提案ですが、現在の市政、行政においておそらく全人口が検診を受ける前提で予算編成が組まれていると思います。
※ごめんなさい、調べたわけではないです。
しかし、実際には受けない方も多い。
つまり余分な予算が承認されているということです。
だからといって、予算を組まないわけにもいかない、、、
ということで、
「80歳以上検診受けなければ返金システム」
を導入するのはいかがでしょうか?
具体的には80歳以上で検診を受けない方は
未受診の検診受付表を市役所に持っていくと、地域振興券に変えてくれる。
若干決められた予算よりも少なめでもおそらく数千円程度の価値はあると思われます。
そのチケットで家の壊れたものを買い変えてもいいし、孫におもちゃを買ってあげてもいい。
来年もチケット変換できるのであれば、ためておく必要もない。
予算は検診予算として税金から賄われる。
町の経済もにぎわう。
いかがでしょうか?
仕事に合間に思いついた案を書きなぐっているだけなので、
読みにくい部分もあるかと思われますが、
ご意見Twitterにお寄せ頂ければ幸いです。