カンニング能力の重要性
カンニングって基本NGと思われていますが
私はむしろ重要な能力だと思います。
私は小学生の頃は比較的頭が良かったので
カンニングをされていました。
というより半分見せてあげていた感もあります。
後ろの友達が見たそうにしている雰囲気があったので
脇の広めにあけて『見たければどうぞ』
別に見られたって減るもんではありませんし。
しかし後ろの彼は大きな欠陥に気づいていないのです。
頭のいい人の答案をみるという浅はかな考えですが、
頭のいい人の心が優しいとは限らないのです(笑)
私は小学生の頃のテスト時間なんて
余ってしまって退屈で退屈でしょうがなかったです。
なので私は前半はご回答を書いておく。
後ろの子が写す、後ろの子は暇だから寝る。
その間に私は答案を書き直すのです。
我ながら遊び半分とはいえ最低な人間でした。
(↑過去形にさせて下さい、もうそんなことしませんので)
ここで後ろの彼にとって大切だったことは
『信じられる情報』と『信じられない情報』の
精査をしなかったことです。
実はこれは現代社会において非常に大切なのではないかと
私は考えています。
テレビや新聞などもマスメディアだって真実にみせかけてはちゃっかり自分達の主義主張をのっけてきます。
それに個人が色々な情報を手軽に発信できる時代になったからこそ、その情報が信頼できるのかという精査する力が必要だと思います。
また正直な話、何かを暗記する力なんてどんどん不必要になってきます。
AIの発達によって通訳だってどんどん簡単に正確に素早くなっていけば英語などの外国語の授業なんているのか。
歴史の授業だって覚えなくてもスマホで調べるとサッとでてきます。
しかし大切なことはその情報が正しいかどうかを判断できる能力です。
現代人は鵜呑みにしすぎているように思うのです。
つまりこれからAIの時代になればなるほど
カンニング能力って全てではないかと思うのです。
覚えることは機械に任せる、覚えさせた情報を適切に有効に使うための
カンニング能力なのです。
そこで冗談半分で考えたのが
カンニング能力検定、略して『カン検』(笑)
これは漢字能力検定の『漢検』をいじった感がありますが
そもそも皆さん今の時代に漢字を覚える気はありますか?
皆さんパソコンかスマホかでつい漢字を調べていませんか?
それっていわゆるカンニングですよね(笑)
漢字能力自体が現状、カンニング能力に左右されています。
みなさんなんでもググります。
子どもたちにはカンニングはダメだといいながら
実社会ではカンニングの雨あられ。
先輩に聞くのだってネットで調べるのだって
ゆうなればカンニングみたいなもんです。
そして成長の早い人は聞くのが上手だったり
調べるのが上手、つまりカンニング上手なのです。
ならば子どもの頃から、いかに上手にかつ倫理的にもOKな
カンニングができるようになるかを
育ててあげるのって大切だと思うのは私だけでしょうか?
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