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【共生関係をやってみて思うこと】


約2年のnoteお休み中に色々なことがありすぎましたが
その一つは2度目の離婚をしたことでしょうか?

カウンセリングを学ぼうと思ったきっかけに
もちろんこれまで本業としてやってきた鍼灸あん摩マッサージ指圧師との
親和性の高さというのもありましたが
別れた奥さんとの関係性の改善というのも大きくありました。

しかし私のカウンセリングの師匠は凄い人で
夫婦仲の改善として相談に行っているのに
『ん~…、離婚になるだろねねぇ』と早々と予言しました。
もちろん必死な私を一生懸命助けてはくれたのですが…
予言通り離婚になってしまいました。
しかし今色々と学んでみて振り返ってみると
私でも離婚になるだろうと予想したと思うんです。
私が単純に奥さんとの相談に行っているだけならば
『離婚になる』なんてことは言わなかったと思います。
私がカウンセラーを目指すからこそ
学び深さが出てくれば自ら分かるだろうと思って言ったのだと思います。

なぜ離婚と予想したのだろうかと思うと
①共生関係にあったから
※共生関係を以下悪いものとして書いているように思うかもしれませんが、親がいないと生きていけない小さな子供と親(もしくは親代わりの人)とはむしろ共生関係がなければならない
②私だけが夫婦関係改善に尽力していたから
③私だけが心理を学んでいるから

師匠からすると③が大きかったようです。
しかも私が必死に勉強すればするほど
色々なことが分かるようになってきて奥さんと差が
どんどん開いていってしまい釣り合いが取れなくなる。
一緒に学ぶことができないと離婚になるとは言われていましたが
奥さんはなかなか聞く耳をもつことはなく…
というよりは私が嫌われていたので
私のいうことは聞きたくなかったのだと思います。
幸せになる決心をし学びを深めると、結果やはり離婚になったのです。

これはあくまで結末のお話で
その前がなぜ関係が悪かったかというとそれは①の共生関係です。

みなさんは暴力の被害者と加害者ってどっちが悪いと思いますか?
加害者と答える方が多いかとは思いますが…
もしかしたら喧嘩をふっかけたのは被害者かもしれないですよね。
でもこうゆうのって相談にくるのって大抵は被害者ですよね。
共生関係とはわかりやすくいうと
『甘える人』と『甘えられる(甘えさせる)人』の二人の関係ですが
相談にくる人(まるで被害者)って大抵が甘えられる側の人です。
私もそれで相談しました。
でも私は『もちろん殴った加害者が悪いのと同じように甘える側が悪い』と思っていました。
でも違ったんです。
喧嘩をふっかけた殴られた被害者と同じように
私は甘えやすい環境を作っていたんです。
甘えられていたんじゃなく甘えさせていたんです。
無意識で。だから2度も離婚をしているんです。
良かれと思って愛情を注ぎ過保護にしてしまっていたのでしょう。

夫婦関係がうまくいっていない私なんかに
相談したいとは思わないかもしれませんが
二回とも夫婦関係を再構築したいと頑張った経験は
夫婦仲にお困りの方の気持ちに寄り添えてお力になれると思っています。

『甘える』と『甘えさせてあげる』の中に
お互いの自律があれば良いのですが
自律がなかった場合は、どんどん共生関係になっていく。
そのことに最近まで気付いていませんでした。
甘えやかすことで気を引いたり喜ばせたり
そこで自分の価値を示していたように思うのです。
ある意味、私自分に自信がなかったのでしょう。
どこかで愛に餓えた人を好きになる傾向があったかもしれません。
(愛せば喜んでくれることが嬉しくて)
私にもし子供が出来ていたら子供にもずっと共生関係を結んだまま
自律しない子供を育ててしまったように思います。
(欲しいと思っていましたが私自身が子供だったのでいなくて良かったのかもしれません)

まず恋愛関係で自律をしたカップルが大切
その先に子供ができた時に
最初は甘えさせてあげながらも
少しずつ自律を見守り
困ったときには助けたまには甘えさせてあげる。
言うのは簡単ですが非常に難しそうですよね。

出来るなら結婚前の若い男女に
早くからこのことに気付けるような発信もしていきたいものです。
私はバツ2という良い経験をしたと思ってはいますが、
望んでする経験ではないと思うので
私の経験も参考にしながら若い子たちが
自律した素敵な恋をし
自律した子供たちを育てて
そうした人達がが増えていけば
きっと素敵な日本に近づいていくと思っています。

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