コーヒーとわたし___4
2015年2月、いろいろあり有名なコーヒー産地でもあるコスタリカへ現地視察を兼ねた買い付けに旅立つ事になった。
単身ではなく他のロースターと一緒に行き、エリアごとに分けて約5日間現地のスタッフに案内してもらいながらカッピング(テイスティング)と農園見学をした。
感想。
どの農園主も本当にコーヒーのことが好きなんだな、ということがひしひしと伝わってきた。
コスタリカという国は農園のある標高の幅が大きく、多種多様な栽培方法・精製方法がとられている。
彼らは毎年育て方を試行錯誤して、仲間と情報を共有しあったり、一杯のコーヒーが私たちの手に届くまでにたくさんの努力をしている。
だからこそ、コーヒーとの出会いは本当に一期一会なのだ。
彼らにとってコーヒーはこどものような存在で、手塩にかけて育てたこどもたちが他の人に褒められたりすればやっぱりうれしい。
私たちは彼らの大切なこどもを預かり、最終的に消費者の元へ届けるのが仕事なのだ。
そのことを改めて実感して責任の重さと、消費者が喜ぶ顔が一番最初に見れるこの仕事に就けていることがとてもうれしくなった。
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