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会社案内の文章術「建設企業編⑦」

会社案内の文章作成法を解説していきます。
今回も、建設関係の企業です。

【1】
企業のあらゆる活動の実態並びに実績は、真実の上に立脚せねば正しい評価はなされない。正しい且つ良き人間関係も真実の上に築かれるものである。

⇒接続詞はひらがな表記にします。

<推敲後>
企業のあらゆる活動の実態、ならびに実績は、真実の上に立脚せねば正しい評価はなされない。正しい、かつ良き人間関係も真実の上に築かれるものである。

【2】
実績の評価も、真実に立脚せねば公平公正は期待出来ない

⇒補助動詞もひらがな表記にします。

<推敲後>
実績の評価も、真実に立脚せねば公平公正は期待できない

【3】
質に於いても量においても名実ともに業界第一位でなければならない。

⇒使い分けに何か意味があると思ってしまうので、表記を統一させましょう。

<推敲後>
質においても量においても名実ともに業界第一位でなければならない。

【4】
私たち一人一人が積水ハウスです
相手の幸せを願う暖かい心で全てに取り組もう。
使命を自覚し、誠実に行動しよう。
権力的にならず、共に力を合わせ仕事をしよう。
創意を活かし、時代に挑戦しよう。

⇒文体を統一しましょう。

<推敲後>
行動規範
私たち一人一人が積水ハウスである
相手の幸せを願う暖かい心で全てに取り組もう。
使命を自覚し、誠実に行動しよう。
権力的にならず、共に力を合わせ仕事をしよう。
創意を活かし、時代に挑戦しよう。

【引用文献】
「積水ハウス 企業理念」<https://www.sekisuihouse.co.jp/company/info/philosophy/>(2023年7月23日閲覧)

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高嶋 幸太(Takashima Kota)
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