夏旅じたく。小学生2人との4泊5日ワンオペ旅行。パッキングの工夫を写真つきでご紹介。
新卒で就いた仕事は船の乗組員。3~4ヵ月の乗船勤務時の荷物は、60ℓスーツケース1つぶんでした。航路によっては、飛行機で海外に向かって合流することもあったので、受託手荷物の無料範囲内で収まるよう、荷物は常にこの量。
着るものは船上で洗濯できるし、足りないものは(時間が許せば)寄港先で買ったり、代用したりで何とかなる。スーツケース1つぶんのモノで十分暮らせることを実感した経験でした。
そんな乗組員時代を経て、今も旅行の準備は
①なるべくコンパクトに。
➁旅行のためのモノをわざわざ買わない。
がモットー。
今年の夏は、小学生の娘2人と4泊5日で江の島に出かけることに。海近のアパートホテルを拠点に、ビーチで遊んだり、新江ノ島水族館や江の島散策をしたり。海辺での暮らしをのんびり楽しむ予定です。
ワンオペ旅行にくわえて、子どもたちは海水浴も初めて。初めてづくしで不安もありつつ、将来的には夫が休みを取れなくても子どもたちと海外に行けるレベルを夢見て、いざパッキングスタート…!
持ち物リスト
まずは、スマホのアプリ、Evernoteに保存している「旅の持ち物リスト」をチェック👇。
旅行終わりに都度アップデートしているので、基本の持ち物はこれで漏れナシ。どうしても必要になったものは、現地で買うスタンスにしています。リストがあれば都度考える必要がなく、これに沿って淡々とモノを集めてくればいいのでとっても省エネ。
また、ミニマリストあやじまさんのアイデアをお借りして、持ち物を収納場所単位でまとめているのもポイント。それぞれの場所に一回アクセスすれば必要なモノがそろうから効率的です。
洋服
パッキングで一番悩むのが、洋服の種類と枚数。洗濯機つきの部屋に泊まる今回は、現地で洗って着回す前提で2セットずつに。
デニムなんかの重量があるボトムスは、行き帰りに着て重さをかせぎ、荷物に入れる分はワンピースにすれば、さらにコンパクトになります。洗濯が1枚で済むのもワンピースのメリット◎。
旅の洋服を選ぶ上で意識しているのが次の3つ。
ピアスやネックレスは、どんな服装にも合うベーシックなものを1種類だけ。初日につけていたものを最終日まで使い回します。
海に行く予定の今回は水着もプラス。子ども用はラッシュガード不要のインナー一体型をチョイスして、少しでも荷物を減らす工夫を。
身だしなみアイテム
ひとつひとつは細々しているコスメ&スキンケアグッズ。でも、一式持って行こうと思うとかさばってなかなかの重さに。だからこそ、身だしなみアイテムのコンパクト化は工夫のしどころ。
滞在先のアメニティの有無を確認し、ないものだけを持参します。容器が重さの一番の原因なので、そのまま持って行かずに詰め替えるか、家で眠っている試供品があればそれを持参。兼用できるアイテムがあれば、さらに荷物を減らせますよね。
今回は、化粧崩れが気になる季節+行き先が海なので、ファンデーションも置いて行くことに。日焼け止めを塗り直すことを考えても、薄めに仕上げるのがベターなはず。
身だしなみアイテムの軽量化には、「ふだんのペースを変えたくない!」という思考を手放すのも大切なのかも。
体調管理グッズ
「必要かな?」と迷うアイテムは基本置いていく方針のわたしですが、体調管理アイテムだけは例外。体調を崩してしまっては旅が台無しだし、自分しか大人がいないワンオペ旅行ならなおさら。
常備薬に加えて、外食が続くと気になる胃もたれに効く漢方『晶三仙』と、お腹の調子を整えてくれる『スニル ハーブティー』を。どちらも穏やかに作用してくれるところが気に入っています。
生活リズムが変わる旅先ではお腹の調子が乱れがちなので、ここを重点的にケアできるラインナップに。
3人分の荷物をおさめた様子はこちら👇。約33ℓ、Sサイズのスーツケースにぴったりの量。
子どもと一緒の旅行だと特に、心配からあれこれ詰め込みたくなるけれど、最低限の荷物にとどめて軽やかに旅を楽しみたい。
それに、何かがなくて困った時は、子どもたちがあるもので工夫するきっかけになったらいいなぁと思っています。このレベルに達するには、親の度量も必要だけれど…(笑)。
まずは、安全で楽しい旅になりますように。
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