最近の記事

「サウナのぷりンセス」サウナ姫に感謝を

私はサウナが苦手だった。 というより、幼い頃の経験から近づかないようになったと言うのが正しいのか。 幼少時代、時々叔母夫婦が健康ランドに連れていってくれた。 でっかいお風呂に入ってド派手なムームーを着てご飯を食べてのんびり過ごす。うろ覚えながら楽しかった記憶しか無いが、健康ランドで唯一これはムリ!と思ったのがサウナだった。 お風呂の後に叔母についていってサウナに入った時だったと思う。 幼い頃から耳が弱かった私の鼓膜が、 サウナに入った途端に強烈な熱によって圧迫されて

    • 「JUNKHEAD」

      昨年、コロナ禍の真っ只中にいて 外出を控えてくすぶっていた時期。 どうしても映画館で観たい映画と出会う。 タイトルは、「JUNKHEAD」 日本人の監督、堀貴秀監督が7年もの歳月を費やして作り上げたストップモーションアニメだという。 朝たまたま流れていた情報番組で紹介されたことで話題になり、私もその番組での作品紹介を見るまでJUNKHEADの存在を知らなかった。 私がストップモーションアニメ、ストップモーションムービーを初めて好きになったのは「ナイトメアー・ビフォ

      • 蜂蜜★皇帝(はちみつエンペラー)との出会い

        「岐阜」と聞いてまず頭に思い浮かぶのは何だろう。 そう聞かれたら、例えば鵜飼、岐阜城、金華山とか。鮎とか飛騨牛とかも多く挙がるのかな。岐阜に住んでいても普段食べないけど。 プロスポーツクラブのFC岐阜や岐阜スゥープスに移籍してきた選手は、岐阜の印象を聞かれたら必ずといって良いほど「緑や自然が豊か。」と当たり障りが無い言葉を並べる。それが岐阜のイメージである。 もしもこの質問を聞かれたとしたら、 今の私なら絶対に「蜂蜜★皇帝」だよ!と返答する。 「蜂蜜★皇帝」と書いて、

        • コロナ禍での手術入院

          手術が終わった。無事退院。 自身通算4回目だったけれど、 何回目の手術であっても辛いものは辛い。 以前書いたように、私は真珠腫中耳炎という耳の病気を患っている。 「真珠腫」という名前のとおり、耳の中に真珠のような腫瘍が発生して鼓膜を破ったり、骨を溶かしたり、耳の機能や聴力を低下させる。 今までに私は真珠腫によって壊れた耳の再生をするための「鼓室形成手術」を右の耳を2回、左の耳を1回、受けている。 今回は3月に受けたCTに左耳に真珠腫の再発が見られたため左の耳の2回

          終わりと始まり

          B3リーグの全試合日程が終了した。 岐阜スゥープスの最終順位は8位。 目標としていた勝率5割には及ばなかった。 試合が終わった後には、シーズンの終わりのセレモニーと、私の推しである「王子様」こと園田大祐キャプテンの引退セレモニーが行われた。 最終節の2日間を迎えた王子は いつもの王子よりもなんだか感情を表に出しているように見受けられたけれど、私の気のせいかもしれない。 最終節のGAME1、試合前には わざわざ席まで駆け寄って「3年の間、応援ありがとうございました

          終わりと始まり

          推し引退に伴うヲタ活終了のお知らせ

          昨日の夕方。 突然の発表だった。 私の推している選手「王子」こと、 園田大祐選手の引退が発表された。 もしも当初の予定通りに入院していたら 最終戦の王子の引退を見届けることなく 病床でただただ悔いていたかもしれない。 ただ、 来月の最終戦が有観客試合になるのかどうかも分からない状況なので もしかするとテレビの前で見送らなければならないかもしれないが。 それはあまり考えたくない。 私が王子を推すようになった時期を遡ると、 実は自分でもよく分からない。

          推し引退に伴うヲタ活終了のお知らせ

          王子を愛でる週末

          残り数秒、3点差。 私が推している背番号3番「王子」の手にボールは渡った。 追いつくために必須のスリーだった。 白くしなやかな腕から放たれたシュートは 惜しくも外れ、試合終了。 昨日今日と連敗でバスケの週末は終わった。 前回の記事に書いた予定であれば、 今日は応援するプロバスケットボールチーム、岐阜スゥープスの観戦ラストの日の予定だった。 最終戦は手術入院と重なるから観れないと自分に言い聞かせてきたし、周りにもそう言ってきた。 しかしながら、以前とは状況が変

          王子を愛でる週末

          真珠腫性中耳炎という病

          先々週のこと。 主治医の先生から左耳の聴力が悪いのを指摘され、CTを受けることになった。 今朝そのCTの結果が出たのだが 昨年に比べると、何やら不穏な影が大きくなっていた。 私の患っている病気の名前は、真珠腫性中耳炎という。 簡単に説明すると、耳の中にたまった耳垢や出血などが名前のとおり真珠のような塊となり、大きくなってくると鼓膜を突き破り、耳の機能をことごとく低下させてしまう病気だ。 私は生まれつき耳が弱く、幼少期から中耳炎や耳の出血などがあったが、その都度近く

          真珠腫性中耳炎という病

          サッカーとバスケの「ハシゴ」

          私が住んでいる岐阜には プロサッカーチーム、J3リーグのFC岐阜と プロバスケチーム、B3リーグの岐阜スゥープス という2つのプロスポーツクラブが存在する。 その2つのプロスポーツチームが1日に同じ敷地内で試合をするというスケジュールになることが稀にある。 先週末がそのタイミングだった。 サッカーは14:00キックオフ、 バスケは16:30ティップオフということで 同じ敷地内とはいえ、サッカーの試合が終了したらすぐにスタジアムからバスケのアリーナに移動というな

          サッカーとバスケの「ハシゴ」

          コートに舞いおりた王子様

          「推し。」 自分が応援しているターゲットのことを いつの頃から「推し」と呼ぶようになったのかな。 そんな事をふと考えたのは、 応援しているバスケットボールのチームがようやく有観客で試合を行ったつい先日のことだ。 コートの上に立つ推しを目の前にしたのは約1年ぶりだった。 推しは1年前と変わらず「王子」だった。 相変わらず王子のオーラをバリバリに放つ彼を見ていたら いつから推しが推しと呼ばれるようになったのか、もうそんな事はどうでも良くなった。 ただ、やっぱり

          コートに舞いおりた王子様

          韓国と日本の架け橋 「NEMOJUNTV」

          韓国に行けなくなって、早1年。 年に一度は旦那様と渡韓する我が家。 昨年も6月あたりに行く予定だった。 が、あれよあれよという間に コロナが蔓延し、 ビザが下りなくなり、 飛行機は飛ばなくなり、 韓国行きはキャンセルとなった。 昨年はそういう経験をした人、 本当に多かったんじゃないかな。 そんな折りに旦那様が見つけたYouTube。 その名も「NEMOJUNTV(ネモジュンTV)」 韓国在住の日本人、NEMOさんとJUNさんが 視聴者のリクエストに答

          韓国と日本の架け橋 「NEMOJUNTV」

          82年生まれ、キム・ジヨン

          日本での上映をずっと待ちわびていた 82年生まれ、キム・ジヨンを観てきた。 私はこの原作を読んだとき、ページをめくるたびに何度も何度も驚愕したのを記憶している。 女性は早くお嫁に行かなければならない。 結婚したら、子どもを産まなければならない。 子どもは男の子を産まなければならない。 専業主婦に対しての世間の理解が乏しく、 子育てしている専業主婦の女性のことを 「ママ虫」というスラングで容赦なく叩く。 これは隣国、韓国の話なのだというのだ。 しかも、ひと昔

          82年生まれ、キム・ジヨン

          テレビがコロナコロナうるさい

          無意識にテレビをつけていることがある。 テレビが流す情報にうんざりしていても 無意識にテレビをつけていることがある。 無意識につけていただけなのにもかかわらず ずっと不快に記憶の隅に残ってる番組がある。 お笑いタレントが柴犬と体育館に隔離されて ドミノを完成させるという主旨の番組だった。 柴犬がうろうろと動いている状態でタレントはドミノを組み立てるのだが 柴犬は作りかけのドミノをどんどん倒していってしまうのだ。 もちろん柴犬に悪気は無い。 ただドミノが完成しない苛

          テレビがコロナコロナうるさい