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ものつくりジャパンを守りたい

Kotaro Studio, Curanz Sounds, と二種類のサイトを運営しているわけですが、この度Kotaro Studioの方ではオリジナルのマイクを制作・販売することになりました。

もちろんこれは、Curanz Soundsの収録にも使用するマイクになります。

試作品をテストする現場



日本人ははんだ付けが得意?

日本人はやっぱり几帳面。
はんだ付けだってとても丁寧です。

その昔、Appleが創業当時のエピソードに、ウォズニアックがPCの基盤をはんだ付けする際に、ジョブズから『ダメだ、美しくない』と言われ、『おいおい、こんなところ誰が見るんだよ?』『俺が見るんだ』というやりとりは有名でした。

東洋思想や、禅の哲学に傾倒していたジョブズはかなりの親日家であり、昔のiPhoneやiPod touchなんかの裏面の鏡面加工は日本の工場に依頼していたほどですし、ディスクを取り扱っていた時代のディスクの読み取りはソニーの技術が使われています。

アメリカ製のアンプの基盤などをみてみると、確かに、はんだ付けがかなり荒くて適当だったりします。

でもやっぱり日本人は丁寧に揃えたい、テープ一枚貼るにしても折り紙文化をしっかり継承しているため、端と端は揃える。
この端と端は揃えるという日本人が誰でもできる所作は世界的には本当にすごいことだったりするんです。



気になるマイクの実力は?!

今回プロの音楽家である筆者が納得のいくマイクを制作していますので、音質に関しては絶対の自信を持っています。

また、超小型のラベリアタイプのマイクロフォンですので、持ち運びに苦労しません。

セッテイングも超簡単です。

こんな感じで、マイクバーにレコーダーとセッティングすれば、これだけで市販の高級マイクロフォンに匹敵する音質の録音が可能になります。


音質はもちろん聴き比べ可能で、記事にもまとめていますので、ぜひ一度ブラインドで60万円のマイクと比べてみてください。



  • ポットキャスト用のマイクを探している方

  • 音楽制作するための本格的なマイクを探している方

  • 伝統芸能を最高音質で残したい方

市販された高額のマイクは機材選定を間違えなければ最高のクオリティーを提供してくれます。

その機材選定の選定候補として十分に市販品の高級マイクと戦える実力を持ったKotaro Studioのオリジナルマイク。

  • ・一般の方がプロレベルの録音を可能にするタイプA

  • ・スタジオ、ライブハウス、プロミュージシャン向けミニXLRタイプE

と二種類ご用意していますので、是非検討してみてください。




豆腐屋のおじちゃん

大量生産大量消費の時代は一段落ついたでしょうか、、、昨今は手作りが再び注目されているような気がします。

やっぱりスーパーで購入する豆腐よりも、豆腐屋のおじいちゃんが毎朝仕込む豆腐が不恰好でも美味しかったりします。

ものつくりが得意な日本人の中にははんだ付けをしなくなっているという話も聞きます。

万年筆や時計、カメラ、マイク、高度経済成長事態にこういった精密機器の制作は日本ブランドが一番でした。

必要以上にノスタルジーに浸ることはないですが、少しずつでいいので、ものつくりジャパンの精神を受け継いでいきたいと思うわけであります。